union関数の概要や基本的な使い方については過去の記事でご紹介しています。
まだ読んでいないという方はぜひこちらからご覧ください。
今回はこちらの記事を踏まえ、union関数を使用して1つの配列内の重複を削除する方法についてご紹介します。
配列内の重複を削除する
過去の記事では2つ以上の異なる配列を結合する方法や、その際に重複した値を削除する方法をご紹介しましたが、1つの配列内に重複する値を持つ場合にもunion関数を使うと便利です。
union関数は指定した2つ以上の配列がもつすべての要素を、重複がない形で返す関数です。そのため、同じ配列を2回連続で指定することで配列内の重複を削除することができます。
使用する形は以下の通りです。
union([<collection1>], [<collection1>])
※<collection1>は配列を表します。
使用例
例えば以下のような配列で考えてみます。
1つの配列の中に"りんご"という要素が2つ含まれています。
union関数でこの配列を指定してみます。
このとき式は以下のように入力しています。
union(variables('collection1'),variables('collection1'))
これを実行して取れた値は以下の通りです。
重複していた"りんご"という要素が1つになっています。
配列内の重複を削除することができました。
まとめ
今回はunion関数を使って配列内の重複を削除する方法をご紹介しました。
大量のデータから重複を手作業で探すことは難しいため、今回紹介したやり方を参考にしてみてください。