はじめに
いつの間にか、Azure仮想マシンでリモート接続する際の画面が便利にアップデートされていました。
どう便利になったのか?
接続するための要件を可視化してくれるようになりました。
具体的には以下のポイントです。
- ポートの前提条件
- パブリックIPがあるかどうか
- VMの前提条件(起動しているかどうか、など)
どう便利?
入門者向けの研修などでは、リモートデスクトップ接続が出来ないという問い合わせを受けたものの、確認してみると仮想マシンが起動していなかった、という事もありました。
また、Just in time VM accessを有効にしている場合、3時間で許可が消えてしまうのですが、それが視覚的に分かりにくい、という問題もあったのですが、今回の変更でわかりやすくなりました。
注意点は?
VMの前提条件については状態変更が自動で反映されたのですが、ポートについては「接続」の画面を開いたときの状態で固定のように見えました。なので、反映されない場合、一度別の画面を開いてから「接続」を開きなおす必要がありました。
要件を満たした後の画面
要件を満たしていると、要件の部分は折りたたまれた状態になります。
展開すると、チェック項目が確認できます。
おわりに
なかなか痒いところに手が届く、個人的にはうれしいアップデートでした。
執筆担当者プロフィール
舟越 匠(日本ビジネスシステムズ株式会社)
人材開発部に所属。社内向けの技術研修をしつつ、JBS Tech Blog編集長を兼任。2024年8月からキーマンズネットでPower Automateの連載を開始。好きなサービスはPower AutomateやLogic Apps。好きなアーティストはZABADAKとSound Horizon。
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