ExchangeにおけるActiveSyncは、ユーザー単位で有効無効の設定をすることができますが、組織単位で一括で無効にすることも可能です。
今回は、ActiveSyncを組織単位で無効化する方法についてご紹介します。
構文
※事前にPowershellでExchange Onlineへ接続しておく
Set-ActiveSyncOrganizationSettings -DefaultAccessLevel '<アクセス許可のパラメーター>'
実行例
Set-ActiveSyncOrganizationSettings -DefaultAccessLevel 'Block'
アクセス許可のパラメーター
- Allow (既定値) : アクセスを許可する
- Block : アクセスをブロックする
- Quarantine : 検疫: ブロックまたは許可の判断を後で行う
注意点
ActiveSyncを組織単位で無効化した場合、ユーザー個別の設定値は見え方上「有効」になったままなので注意が必要です。
また、組織単位で無効にしている状態で、個別で有効にしたい場合、有効にしたいユーザーだけを有効にすることはできません。
ただし、使わせたいデバイスを許可することはできます。
さいごに
以上がActiveSyncを組織単位で無効化する方法になります。
お伝えした注意点を踏まえて設定してもらえればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。