オンプレミスExchangeとExchange Onlineの違い

Exchangeを使う際に、オンプレミスExchangeとExchange Onlineどちらを使うか迷うことがあるかと思います。

本記事では、それぞれの違いをご説明します。

オンプレミスExchangeとExchange Onlineの違い

以下にそれぞれの違いをまとめました。

Exchange Onlineの方が、クラウドサービスのため利用を開始しやすいですが、その分制限事項はオンプレミスExchangeよりは多くなります。

メールボックスの容量

メールボックスの容量は、Exchange Onlineの場合は、ライセンスによって容量が変わってきます。

メールボックスはプライマリメールボックスとアーカイブメールボックスがあり、Exchange Onlineの場合プライマリメールボックスの容量を増やすことはできません。

メールボックスの作成方法

メールボックスの作成方法にも違いがあります。Exchange Onlineの場合は、ユーザーにライセンスを付与することで自動でメールボックスが作成されます。

管理画面からではなく、Powershellを使ってメールボックスを作成することも可能ですが、その場合30日以内にライセンスを有効にしないとメールボックスが無効になります。

さいごに

以上、オンプレミスExchangeとExchange Onlineの違いについてご説明しました。ご紹介したものは一部にはなりますが、どちらを利用するかを検討する際の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

執筆担当者プロフィール
岩瀬 美季

岩瀬 美季(日本ビジネスシステムズ株式会社)

ITエンジニア歴8年 主にMicrosoft 365関連に携わっています。

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