監視ソフトウェア「OpManager」について、連載形式で紹介しています。
第3回となる本記事では、OpManagerへの機器登録について説明していきます。
概要
第2回でOpManagerの初期設定が完了しました。
これでOpManagerの監視機能を使用することが出来ますので、OpManagerへの機器登録手順を実際に進めていきます。
機器監視登録
Windows Serverの監視登録
OpManager画面で「設定」→「ディスカバリー」→「装置/サーバーの追加」の順にクリックします。

「IPアドレス/DNS名」に監視登録対象を入力後、「認証設定」のプルダウンから第2回で作成したWindows Server用の認証情報を選択し「装置の追加」をクリックします。

正常に登録できると、OpManagerの「インベントリ」画面に遷移し、登録した機器が表示されます。

「インベントリ」画面の左上から「認証設定の変更」をクリックします。

「装置 認証設定画面」で「認証テスト」をクリックします。WMIの認証テストが「成功」と表示されることを確認できれば、Windows Serverの機器登録は成功です。![]()

Linux Serverの監視登録
OpManager画面で「設定」→「ディスカバリー」→「装置/サーバーの追加」の順にクリックします。

「IPアドレス/DNS名」に監視登録対象を入力後、「認証設定」のプルダウンから第2回で作成したLinux Server用の認証情報を選択し「装置の追加」をクリックします。

正常に登録できると、OpManagerの「インベントリ」画面に遷移し、登録した機器が表示されます。

「インベントリ」画面の左上から「認証設定の変更」をクリックします。

「装置 認証設定画面」で「認証テスト」をクリックします。CLIの認証テストが「成功」と表示されることを確認できれば、Linux Serverの機器登録は成功です。

死活監視の機能確認
OpMnagerへの機器登録が完了すると、同時に死活監視が機能し始めます。
機能確認のため、登録したWindows Serverをシャットダウンしてみました。

OpMnagerを確認すると、対象機器のダウンを検知していることが確認できます。

サーバーを起動すると、OpMnagerの画面右下に装置がアクティブに変わった旨が通知されます。

OpMnager「インベントリ」画面でも、アラートが消えたことが確認できます。

まとめ
OpMnagerへの機器登録と、登録後の死活監視機能について紹介しました。
次回は登録した機器のリソース監視設定について紹介します。