Snowflake Summit 2023 Day 4(最終日) 現地レポート

こんにちは、Csol HC4の原田です!

「データの価値を証明する」をモットーにデータエンジニア&マネージャーをしています。

普段もデータエンジニアとして、プロジェクトでSnowflakeを利用してお客様のデータ活用支援をしており、同ベンダーが掲げるDATA CLOUDのファンの一人です。

さっそくKeynoteが公開されていますのでこちらからどうぞ!

Summit Keynote 2023 Livestream | Snowflake

さて、本日もSnowflake Summit 2023に現地参加してきました。印象に残った内容についてレポートしたいと思います!

Snowflake Summit 2023 Day 1 現地レポート - JBS Tech Blog
Snowflake Summit 2023現地レポート(Fresh Snowトレーニング) - JBS Tech Blog
Snowflake Summit 2023 Day 2 現地レポート - JBS Tech Blog
Snowflake Summit 2023 Day 3 現地レポート - JBS Tech Blog

※ なお、イベント会場の参加者は写真撮影に承諾している人のみとなっております

サミットの規模に驚いた話

最高に楽しかったSnowflake Summit 2023もあっという間に本日がラストになります。
ここであらためてサミット自体の全体感をご紹介します!

4日間の合計で、なんと433セッション!!

とても回りきれないコンテンツ量ですが、エンジニアとしては嬉しい悲鳴でした。

噂によると1万2千人ほどの方が現地参加したようです(とにかく大盛況!!!)

現地参加は今年が初めてなのですが、配信でみるのとは全く違う世界がそこにはありました。

会場の規模もスケールが桁違いで、複数のホテルのカンファレンスを利用しています。

データサイロをやっつける、Snowflakeお馴染みのデータヒーローや、愛されキャラクターのクマ太郎にも会えました!

グッズショップまであります。

こちらの会場とは別に、基調講演やセッションを行うカンファレンスセンターもあるから驚きです。

最終日ということでしたが相変わらずの大盛況で、セッションによっては行列ができてます。

私が気になったセッション

Building and Scaling Your Data Management Strategy on Snowflake with Informatica

Informatica Intelligent Data Management Cloud™とSnowflakeを組み合わせたイノベーションと、Snowflake向けの新機能についてのセッションです。

Data SharingやマーケットプレイスはSnowflakeにおいて私が好きな機能ですが、データを共有する際にも高品質で信頼できることが重要です。

セッションの中ではSnowflakeユーザの重要なデータ課題をどのように解決するかを提示し、実組織を例にとってデモを交えながら紹介しています。

デモでは、AIベースの分類機能を利用してスキャンしたSnowflakeのマスキングポリシーをもとに、用語集やSnowflakeのタグに値を書き戻したりしていました。

また、サミット内でも発表がありましたが、InformacaがSnowflake向けの新しい機能をリリースしています。

下記のような機能が紹介されています。

一例ではありますが、Superpipe はSnowpipe Streaming を利用して、Snowflakeへのデータ取り込みとレプリケーションを最大3.5倍高速化を実現するようです。

またそれらを利用した最新のアーキテクチャが提示されていました。

さらに強力にSnowflakeのガバナンスやETL領域をカバーしてくれそうです!

甘いもので休憩

昨日は土井がサミットで提供されるお昼ごはんをアップロードしていたので、わたしは甘いもので。ちょっと休憩です。

美味しいコーヒーもいれてくれます。

はい、では再開です。

Unified Digital Transformation with Snowflake and Microsoft Azure

Microsoft Azure と Snowflakeを組み合わせた、セキュアでスケーラブルなデータプラットフォームアーキテクチャについてのセッションです。

もしやスピーカーの方が着ているのは、Snowflake on AzureTシャツでは?とっても良い感じです。欲しいな。

(ちょっと画面みえにくくてごめんなさい)
Snowflakeのデータも管理できるデータガバナンスサービスのMicrosoft PurviewやPrivate Linkなど、お互いのメリットを組み合わせた構成になってます!

もちろんお客様の環境にもよるので、ベストな構成はこれだ!とは言い切れないですが
それぞれの強みが生かせる構成の一つかなと考えます。

サミットでもSnowflakeはMicrosoftとのパートナーシップを拡大するとの発言があり、
「Snowflake と Microsoft のパートナーシップは進化しており、お客様が生成 AI の次の波に参入できるよう現場でのコラボレーションを改善することに重点を置いています」と Snowflake の最高収益責任者の Chris Degnan 氏は述べていました。

今後の動向に注目です。

おわりに

Streamlit、Dynamic Tables、dbt×Snowflake、...etcなどもっとご紹介したいセッションやハンズオンたくさんありますが、もう寝ないと帰国のフライトに間に合わなくなってしまいそうなので一旦失礼します!

また別の記事などでまとめや補足ができればと思います。

あ、そうだ!最後に大事なことですが、次回のSnowflake Summit 2024はサンフランシスコでの開催に決定しました。

ぜひまた(現地でも)お会いできればと思います。それではまたー!!

www.snowflake.com

執筆担当者プロフィール
原田 拓巳

原田 拓巳(日本ビジネスシステムズ株式会社)

データの価値を証明する、をモットーに仕事してるデータエンジニアです。 様々なプロジェクトでデータ分析プラットフォームやパイプラインの設計、開発、サービス化を経験。 最近はルービックキューブにはまっています。

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