Ignite 2022 参加簡易レポート:基調講演編

はじめに

本日はMicrosoftのイベント Ignite に現地参加してきました。

いつもの技術検証系の記事とは毛色が異なりますが、イベント内で印象に残った内容のメモのような形でお届けしたいと思います。

二日目参加される方や、後日動画で参照される方の参考になれば幸いです。

※ 必ずしも本イベントで初めて出てきた情報とは限りませんが、ご了承ください。

基調講演

以下のテーマについて話がありました。

  • データドリブンと最適化
  • 自動化とAI
  • 市民化
  • 未来の働き方、生産性向上、従業員満足度と意欲向上
  • 総合的なセキュリティであらゆる物や人を守る

テーマ内で語られた内容で気になったキーワードです。

ARMベースのVM

知らなかったのですが、すでGAしていました。

azure.microsoft.com

フルマネージドSAN

ストレージがクラウド上で仮想化されている中で、改めてSANが出てくるとは思っていませんでした。

azure.microsoft.com

Microsoft Designer

これすごいですね。今、話題になっている、AIによる画像ですね。

単語を打ち込んでカスタム画像生成してくれるサービスが、Microsoft 365サービスの一環で出てくるようです。

「既にある画像を検索して利用する」から「欲しい画像を生成する」というのが業務の中で利用できるというのは大きなパラダイムシフトになりそうです。

現在はまだwaitlistの状態なので、早めに使いたい人は登録しておくと良さそうです。

designer.microsoft.com

GitHub Copilot

この文脈で語られたものかどうかうろ覚えなのですが、

2025年には70%がノーコード/ローコードになるという話と、AIでローコードをノーコードへ、という話が印象的でした。

自然言語でPower AppsやPower Automateの敷居がさらに下がる日が来るのかもしれませんね。

Microsoft Places

コンセプト段階、という印象で具体的にどういったものか、は分からなかったのですが、なぜオフィスに入るのか。目的や意味を改めて考えて、空間を場に変える、というメッセージが印象に残りました。

www.microsoft.com

おわりに

個別セッションについても書こうと思ったのですが、基調講演だけでそこそこのボリュームになったので、一度ここで切ります。

オンラインで気軽に参加もいいですが、オンサイトだとやはりお祭り感があって楽しいですね。残念ながら二日目は現地参加できないのですが、引き続きリモートでも楽しみたいと思います。

余談ですが、現地では、Microsoft 認定資格のデジタルバッジを見せると、ステッカーやバッジをもらえるイベントもやっています。特にExpert持っている方は金属製のバッジをもらえるのでちょっとお得感がありますよ!

執筆担当者プロフィール
舟越 匠

舟越 匠(日本ビジネスシステムズ株式会社)

人材開発部に所属。社内向けの技術研修をメインにしつつ、JBS Tech BlogやMS認定資格取得の推進役もやっています。資格としてはAzure Solutions Architect Expertを所持。好きなサービスはPower Automate / Logic Apps。好きなアーティストはZABADAK。

担当記事一覧