【Microsoft×生成AI連載】シリーズの記事です。
本記事では、Microsoft PowerPointのCopilotによるスライド生成機能について、対応するファイル形式ごとの違いを比較検証します。
- これまでの連載
- PowerPointのCopilotの概要
- PowerPointのCopilotで対応しているファイル形式
- 各ファイル形式でプレゼンテーションを作成する
- 利用シーン
- メリット
- 注意点
- まとめ
- おまけ
これまでの連載
これまでの連載記事一覧はこちらの記事にまとめておりますので、過去の連載を確認されたい方はこちらの記載をご参照ください。
PowerPointのCopilotの概要
PowerPointのCopilotでは、自然言語で指示するだけでスライドの作成、要約、デザイン提案を自動化し、プレゼン資料作成の時間を大幅にすることができます。
例として、以下のような機能を利用することができます。
- AIによるスライド作成
- Word文書やテキスト、アウトラインを入力すると、AIが自動でスライドを作成します。
- デザイン提案
- プレゼンのテーマに合わせてレイアウトやデザインを提案します。
- 要約・構成の最適化
- 長文の資料を要約し、スライドに適した構成に変換します。
- 自然言語での操作
- 「このスライドをもっと視覚的に」「箇条書きを追加して」など、指示をチャット形式で入力できます。
PowerPointのCopilotで対応しているファイル形式
PowerPointのCopilotでは、添付したファイル情報をもとにスライドを生成する機能があります。
執筆時点(2025年11月)で対応しているファイル形式は以下の通りです。
- テキストファイル
- Wordファイル
- Excelファイル
- PDFファイル
- Loopファイル
各ファイル形式でプレゼンテーションを作成する
各ファイル形式で生成されるプレゼンテーションに違いがあるかどうかを検証します。
テキストファイル
以下のように、Copilotについて紹介する文章を記載したテキストファイルを用意しました。

次に、PowerPointでこのファイルを参照して、プレゼンテーションを生成します。
1.新規でPowerPointファイルを作成し「Copilot」アイコンを選択

2.「ファイルから新しいプレゼンテーションを作成」を選択

3.「参照ファイル」を選択

4.ファイルの一覧から先ほど作成したテキストファイルを選択

5.Copilotによってスライドのアウトラインが生成されていることを確認し「新しいプレゼンテーションを作成」を選択

6.プレゼンテーションが生成される

生成されたスライドを見てみます。赤枠で囲っている箇所がスライドとして生成されたようです。ファイルの内容をもとに問題なく生成されていることが分かります。
単純なテキストファイルであれば、問題なくプレゼンテーションを作成することができるようです。
Wordファイル
続いて、以下のWordファイルを対象にします。テキストに加えて今回は表を追加してみました。

テキストファイルと同様の手順で作成したプレゼンテーションは以下になります。こちらも、テキストファイルと同様赤枠で囲った箇所をスライドとして生成してくれました。

加えて、Wordファイルに追記した表についても作成してくれました。内容も問題なく、表としての体裁を保った状態になっています。

Excelファイル
次にExcelファイルを対象にプレゼンテーションの生成を試します。
サンプルとして、テキスト・テーブル・グラフを追加したファイルを対象にします。

こちらもWordファイルと同様、表を読み取ってスライドとして生成してくれました。

また、グラフについても問題なくスライドが生成されることを確認しました。

PDFファイル
先ほど使用したWordファイルをPDF化したものを対象にします。

テキスト部分は問題なくスライド作成ができたのですが、表の部分が途切れた状態でスライドが生成されていました。表を使用する際はWordやExcelファイルを使用する方がよいかもしれません。

Loopファイル
最後にLoopファイルを対象にスライドを生成します。
こちらもWordファイルと同様、テキストと表を記載しています。

こちらは問題なく、テキストと表を参照してスライドを生成してくれました。


利用シーン
- プレゼン資料作成の効率化
- Wordやテキストで作成した原稿をもとに、短時間でスライドを生成。
- データを含む報告資料の作成
- Excelの表やグラフをそのままスライド化して、会議用資料に活用。
- 既存資料の再利用
- PDFやLoopファイルを取り込み、既存の情報をプレゼン形式に変換。
メリット
- 作業時間の大幅削減
- 手動でスライドを作成する手間を省き、数分でアウトライン生成。
- 複数形式に対応
- Word、Excel、PDF、Loopなど多様なファイルからスライド作成可能。
- 表やグラフの自動変換
- ExcelやWordの表・グラフをそのままスライドに反映。
注意点
- PDFは表の再現性が低い
- 表が途切れる場合があるため、WordやExcelを推奨。
- 元ファイルの構造に依存
- アウトラインが不明確なテキストでは、スライド構成が不十分になる可能性。
- 情報の正確性確認が必要
- 自動生成された要約や表現は必ずレビューすること。
- ファイルの保管場所に注意
- 執筆時点ではOneDriveからのみファイルを参照するためローカルファイルはあらかじめクラウドにアップロードする必要がある。
まとめ
本記事ではPowerPointのCopilotでプレゼンテーションを生成するときに利用できる添付ファイルの比較を行いました。
テキストはもちろんのこと、表やグラフも体裁を保ってスライドとして生成することができるので既存資料をもとにより短時間でプレゼン資料を作成することができる便利な機能だと改めて感じました。
Microsoft 365 Copilotは日々アップデートによって進化をしているので今後の情報にも注目です!
おまけ
本記事ここまでの執筆内容をCopilot Chatに転記し、記事内容の要約をしてもらいました。
概要
Microsoft PowerPointのCopilotは、自然言語で指示するだけでスライド作成、要約、デザイン提案を自動化し、資料作成の効率を大幅に向上させます。
対応ファイル形式テキストファイル
Wordファイル
Excelファイル
PDFファイル
Loopファイル検証結果
テキストファイル:問題なくスライド生成可能。
Wordファイル:テキスト+表も正しく反映。
Excelファイル:表やグラフもスライド化可能。
PDFファイル:テキストはOKだが、表は途切れる場合あり。
Loopファイル:Word同様、テキストと表を正しく反映。利用シーン
原稿から短時間でプレゼン資料作成
データを含む報告資料の作成
既存資料の再利用(PDFやLoop対応)メリット
作業時間の大幅削減
複数形式に対応
表やグラフの自動変換注意点
PDFは表の再現性が低い → Word/Excel推奨
元ファイル構造に依存
自動生成内容は必ずレビュー
ファイルはOneDriveにアップロード必須まとめ
PowerPoint Copilotは既存資料を活用し、短時間で高品質なプレゼン資料を作成できる便利な機能。今後のアップデートにも注目。
末永 直也(日本ビジネスシステムズ株式会社)
Data&AI事業本部 AIソリューション1グループ所属。Copilot、Azure AIサービスの勉強をしてします。趣味はドラマ鑑賞、朝の散歩です。
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