Teams会議のビデオ機能にフィルターが追加されます

Microsoftが発表したMicrosoft 365のアップデートを解説するこのシリーズ。今回は2023年1月発表分より
「MC495330 “Teams会議のビデオ機能にフィルターが追加されます”」を解説します。

新機能について

今回のアップデートで、Teams会議ビデオの新機能としてフィルターが追加されます。
この新機能については、以前から利用できている「背景」の機能とは別の機能となり、アップデート後も引き続き背景の変更等は可能です。

フィルター機能を使用することで、Teams会議参加者は、フレームやスタイルなどの視覚効果を拡張することができます。

これらのフィルターは、サードパーティ等からカスタムアプリとして提供されます。フィルターを適用するには、ユーザーがアプリのインストールに同意する必要があります。

また、ユーザーは、会議参加前と会議参加中のどちらでも、ビデオ フィルターを参照して選択できます。

参加前画面では、ユーザーはカメラが有効になっている場合、クイックトレイからビデオフィルターにアクセスできます。

会議参加中にユーザーが出来る事です。

  • カメラ フライアウト ウィンドウを使用して、会議ツール バーから効果を適用する
  • [その他] メニューの [ビデオ効果] ボタンをクリックして、サイド ウィンドウの「すべてのビデオ フィルターオプション」からフィルターを選択する。



期待される効果

フィルター機能のメリットとして次の点が考えられます。

  • 視覚効果を追加することでより各ユーザーを視認しやすくなる
  • 会議の雰囲気に影響を与える可能性がある

注意点

一方、次のようなデメリットも考えられます。

  • 視覚効果を好ましく思わないユーザーにとっては煩わしく感じる可能性がある
  • ビデオにフィルターをかけることでNW負荷がやや増加する可能性がある

PR:Microsoft 365 のアップデート情報をチェックし、重要情報をお伝えするJBSサービスのご紹介

JBSサービス"アップデートキュレーション for Microsoft 365"では、日々Microsoft 365 Message Centerの内容をチェックし、機械翻訳ではなく人間が読みやすい形での要約情報をお届けしています。ただ情報をお伝えするだけではなく、日本のシステム管理者が意識するであろうセキュリティ・ガバナンス面からのアドバイス、重要情報はPowerPoint形式でより分かりやすくお伝えするなどの工夫を行っております。

ただいま、30日間無料キャンペーンを行っておりますので、是非お気軽にお試しください。

執筆担当者プロフィール
杉山 湧汰

杉山 湧汰(日本ビジネスシステムズ株式会社)

クラウドマネージドサービス本部 所属。

担当記事一覧