Teams Meetを活用して会議情報を把握する

仕事には欠かせない会議ですが、このような悩みはないでしょうか。

  • 会議が毎日何度もあり時間に追われている
  • どの会議の準備を優先的にしておけばいいのか把握に時間がかかる
  • 今日の会議を振り返りたいのに、どこに情報があるかわからない

そんな方にぜひ活用いただきたい、Teamsに既定で搭載されている「Teams Meet」(日本語名:ミーティング)という、便利なアプリについてご紹介します。

概要

Teams Meetは、自分が参加する予定の会議情報、または自分が参加者であるかつ終了した会議の情報を一目で確認できるものです。

実際の画面は以下になります。

  1. 新規会議の作成
    • 会議を新規作成する際に使用します
  2. 今後の予定
    • 「自分が参加者に含まれている」かつ「今後実施される」会議が、カード型UIで一覧化されています
  3. 最近
    • 過去30日分の自分が参加した会議ごとに、会議録画や会議内で連携されたファイルが集約されて表示されます。

要件

Teams Meetを使用するための要件は以下の通りです。(2024/06時点)

  • Exchange Onlineメールボックスを利用している
  • Teamsのバージョンが2.0以降である

表示方法

Teams Meetは管理者側で有効化設定が不要なため、ユーザーが誰でも使用可能です。

※管理者で無効化することも不可能です。

以下がTeams上で使用する方法です。

  1. Teamsを起動し、左のタブの[・・・]>[ミーティング]をクリックします。

    ※表示されていない場合は、[アプリの検索]欄から「ミーティング」を検索してください。

  2. Teams Meetアプリが左側のタブに表示されます。

    今後も使用される場合は、ピン留めしておくことをお勧めします。

機能紹介:今後の予定

アプリの上部に表示されているセクションです。

ここでは、会議開催時間前と開催時間以降で使用できる機能が変化します。

開催時間前

機能1 リマインダーの送信

会議の出欠を応答していないユーザーに対して、会議チャット上で名指しで出欠確認を促すことができます。

上記をクリックすると、自動で会議チャットに移動し、ユーザー名と会議名が入力されている状態になります。

あとは送信ボタンをクリックするだけです。

機能2 スケジュールの変更

ワンクリックで簡単に会議のスケジュール設定画面に移動できます。

上記をクリックするとカレンダーアプリに移動し、会議情報を変更できます。

機能3 会議チャットへの移動

会議チャットへワンクリックで移動できます。

会議前に資料を共有しておきたい場合や、参加者に確認したい事項がある場合に便利です。

開催時間以降

機能1 会議への参加

開催時間以降も、会議にワンクリックで参加が可能です。

機能2 会議の遅刻連絡

会議の参加が遅れそうな場合、ワンクリックで遅刻連絡を会議チャットに送信できます。

上記をクリックすると、会議チャットに自動的に移動され、参加遅刻の文章「遅れます」が入力された状態となります。必要に応じて文章を編集して送信することも出来ます。

機能紹介:最近

アプリの下部に表示されるセクションです。

過去30日間に開催された会議の以下情報が、会議ごとに集約して一覧化されています。

  • 会議名
  • 会議時間
  • 会議開催者
  • トランスクリプト
  • 会議録画
  • 要約
  • ファイルリンク

機能1 フィルター検索

「コンテンツ(共有されたファイルがある会議)」「録音済み(会議録画が実施された会議)」でフィルターをかけて検索することが可能です。

機能2 要約の表示

会議の[要約の表示]をクリックすると、会議の[まとめ]タブに移動し、AIによって作成されたメモや会議録画を確認できます。

まとめ

Teams Meetの便利な機能を一通り紹介いたしました。

簡単に使用できるアプリですので、ぜひ日々の業務の効率化に取り入れてみてください。

執筆担当者プロフィール
齋藤 公穂

齋藤 公穂(日本ビジネスシステムズ株式会社)

クラウドソリューション本部所属。2022年度新卒入社。Microsoft 365 製品( Teams/Stream がメイン)の設計や構築などを担当しています。 趣味はFPSゲームです。

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