Microsoft FoundryのプレイグラウンドでAzure Languageの感情分析を使ってみた。

Azure Languageの感情分析では、テキストを入力することで、文章全体および文単位の感情(肯定的/否定的/中立的)を分析できます。

本記事では、Microsoft Foundryのプレイグラウンドを用いて、Azure Languageの感情分析を試しました。

Azure Languageの感情分析について

Azure Languageの感情分析は、テキストに含まれる感情の傾向を機械的・定量的に評価する機能です。*1

分析は文章全体だけでなく文単位でも行われ、それぞれに対して「肯定的(Positive)」「中立的(Neutral)」「否定的(Negative)」の3種類の感情スコアが算出されます。

各スコアは 0〜1 の範囲で表され、3つの合計が常に1.0になるため、どの感情がどの程度強いかを数値で比較できる点が特徴です。

Microsoft Foundryのプレイグラウンドについて

Microsoft Foundryのプレイグラウンドは、AzureのさまざまなAIサービスやAIモデルを、コードを書かずに試せる検証環境です。*2

ブラウザのみで手軽に実行できるため、プロンプトの挙動確認やモデルの比較、アプリへの組み込み前の動作検証を行うことができます。

Microsoft Foundryのプレイグラウンドで感情分析をする手順

前提条件

Microsoft Foundryリソースが必要です。*3

手順

  1. Microsoft Foundryで「プレイグラウンド」の「言語プレイグラウンド」を選択します。

  2. 一覧から「感情の分析」を選択します。

  3. 「テキストボックス」に文章を入力し、「送信」を押します。

実行結果

レビュー文を作成して分析しました。この文章は「概要、長所、総評」を肯定的に、「短所」は否定的に記載しています。

星5中: 4つ星

概要:
日常のさまざまな場面で無理なく使える、安定感のある一品です。派手さはないものの基本がしっかりしており、使う人の習慣に馴染みやすいです。

長所:
・操作が分かりやすく、初めてでも戸惑いにくい点が安心感があります。
・デザインと機能のバランスが良く、過度な主張がない分どんな環境にも合わせやすそうです。
・耐久性や性能が必要十分に確保されており、長期利用を見据えた選択にも向いています。
短所:
・カスタマイズ性や細かな調整の幅はやや控えめで、細部にこだわる人には物足りなく感じるかもしれません。
・デザインの個性を強く求める人には平凡な印象だと思います。
・価格との相対で、コストパフォーマンスを厳しく見ると判断が分かれると感じました。
総評:
派手さよりも信頼性や使いやすさを重視する方向けの、バランスの良い選択肢です。特別な機能は求めないが、日常的に安定して使えるものが欲しい人には特におすすめできます。  

上記文章を分析したところ、文章全体では以下のような感情スコアが得られました。

この結果から、全体としてはやや肯定的である一方、否定的な要素が多いと判定されたことが分かります。

文単位での感情スコアは以下のとおりでした(表形式に加工しています)。

文単位では「星5中: 4つ星」が否定的に判定されていました。また、長所の項目にある「・耐久性や性能が必要十分に確保されており、長期利用を見据えた選択にも向いています。」が中立的に判定されていました。

これらを除けば、おおむね想定どおりの結果が得られています。

まとめ

本記事では Azure Languageの感情分析をMicrosoft Foundryのプレイグラウンドで試しました。

文章全体の傾向把握に加え、文単位のスコアを確認することで、レビュー文や問い合わせ文の改善点を見つける際にも有用であると感じました。