OCI(Oracle Cloud Infrastructure)は、Oracleが提供するクラウドサービスです。
Oracle Datebase@AzureやOracle Datebase@AWSなど、他クラウドサービスとの親和性が高く、今後のサービス拡大が期待されるクラウドサービスです。
とはいえ、OCI認定資格はAWSやAzureの認定資格に比べて情報や参考書が少なく、「どのように勉強すればいいの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、OCI Architect Associateの学習内容と資格取得までの道のりについて、実際の体験をもとにご紹介します。
これから受験を考えている方の参考になれば嬉しいです。
※本記事は、Oracleアカウントを作成済みであることを前提としています。
Oracle Cloud Infrastructure 2025 Certified Architect Associateの概要
概要
Oracle Cloud Infrastructure 2025 Certified Architect Associateは、OCIサービスを使用してインフラストラクチャを設計する専門知識を証明する資格です。
レベル別に、Foundation、Associate、Professionalとなります。
Associateの受験前に、事前知識としてFoundationを取得しておくのも良いかと思います。(筆者は取得済みでした)
※OCI資格の有効期限は取得から24か月
出題範囲(受験時)
- コンピュート:20%
- ネットワーク:35%
- ストレージ:25%
- アイデンティティとアクセス管理(IAM):20%
試験時間は90分、合格ラインは68%以上です。
※詳細な出題範囲については、以下の公式サイトをご参照ください。
学習方法
Oracle MyLearn(Oracle University)のラーニングパス
Oracle MyLearnでは、資格ごとに公式のラーニングパスが用意されています。講義形式の教材や練習問題、模擬試験などが用意されています。

Udemy問題集
公式のラーニングパスに加えて、より多くの問題演習に取り組むため、別途Udemyの問題集を購入し、学習していました。
筆者が使用した問題集です。
1Z0-1072-24: OCI 2024 Architect Associate【日本語模擬試験】 | Udemy
試験の予約
予約は、前述の公式ラーニングパスの最後にある「Online Certification Exam」から申し込みます。
以下の流れで、試験の予約を進めていきます。
- ラーニングパスの受講
- 試験チケット購入
- 試験チケット割り当て
- 試験予約
- 受験
対象ラーニングパスを受講後、「Online Certification Exam」→「Registar Now」を開きます。

画面右上の「Buy Exam」をクリックし、商品選択画面に移ります。

「オラクル認定試験」の「Oracle Technology試験」を選択します。

受験予定の試験が含まれていることを確認し、購入します。

試験購入後、一定期間経つとOracle Universityから「Activate Your Oracle Certification Exam Purchase」という題名のメールが届くので、そこに記載してある手順に沿ってチケットを対象試験に割り当ててください。

対象試験にチケットを割り当て(アクティベーション)し、受験日時を選択することで受験予約としては完了になります。(以下のような予約確定メールが届きます。)
※開始時間としてはAM9:00かPM14:00が選択できました。

受験の流れ
チェックイン
カメラやマイクなどのシステムテスト、テスト用の拡張ツールのインストールなどがあるため、チェックインは早めに済ませることを推奨します。
(筆者は14:00開始でしたので、13:30にチェックインをしました。)
試験開始
前述のテスト用拡張ツール内のZoom経由で身分証明書の提示を行った後、受験開始になります。都度、日本語での案内があったため、特に戸惑うことなく受験開始することができました。
※特に監督との会話や周囲の環境チェックなどはありませんでした。
試験終了
問題を解き終わり、提出をした段階でスコアと合否が表示されます。タブを閉じ、拡張ツールをアンインストールして、終了となります。
私は以下の点数で余裕をもって合格できました。

おわりに
OCI Architect Associateを受験してみて感じたことは3点あります。
- 公式ラーニングパスの網羅性はかなり高い
- Udemyの問題集も併せて実施することで、より短期間で合格を目指せる
- OCIの実務経験なしでも合格は目指せるが、時間に余裕がある方は触っておくと良い
公式ラーニングパスは網羅性が高いと感じました。各試験ごとに専用の講義や練習問題が用意されているため、これらの内容を十分に理解すれば合格に近づくと思います。
Udemyの問題集を追加で購入し、繰り返し問題を解いたことで出題傾向を把握できていたため、本番当日の緊張が和らいだ点も良かったと感じています。(セール時で1000円ほどで購入できます。)
また、どの認定資格でもいえることだと思いますが、実際にサービスに触れることは重要だと感じました。実際にサービスに触れた経験を前提とした問題も数問出題されたため、より高得点を目指したい、実践的な力をつけたいといった方は少しでも触れてみることをお勧めします。
以上が、今回受験をしてみて感じた事になります。本記事が、皆様の参考になれば幸いです。
佐藤 巧也(日本ビジネスシステムズ株式会社)
ハイブリッドクラウド2部所属。最近はオンプレミスと仮想基盤を扱う事が多いですが、将来的にはクラウドも扱えるようになりたいので勉強しています。趣味はバイクと服です。
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