VMware Cloud Foundation(VCF)9.0 がリリースされ、vSphere 8 環境をアップグレードする機会も多くなってきているかと思います。
既存のvSphere 8 環境にVMware Aria Operations(Aria Ops)をデプロイしている場合、vSphere環境に先立ってAria OpsをVMware Cloud Foundation Operations(VCF Ops)9.0 にアップグレードしておく必要があります。
本記事では、シングル構成のAria Ops 8.18.4をVCF Ops 9.0.1へ手動でアップグレードする方法について解説します。
事前準備
アップグレード用ファイルダウンロード
Broadcom Support Portalにログインして、作業用端末にアップグレード用のpakファイルをダウンロードします。
My Downloads画面で「VMware Cloud Foundation」を検索してクリックします。

VMware Cloud Foundation 9を展開し、アップグレード対象のバージョンをクリックします。今回は9.0.1へアップグレードを行うので「9.0.1.0」を選択します。

I agree to the Terms and Conditions and Compliance Reporting Terms and Conditionsの内容を確認し、チェックを入れたらVMware Cloud Foundation Operations 行の「View Group」をクリックします。

VMware Cloud Foundation Upgrade(pakファイル)をダウンロードします。

Aria Operations仮想マシンスナップショット取得
Aria Opsのアップグレードを行う前に、仮想マシンのスナップショットを取得します。
取得手順の詳細は公式ドキュメントで確認することができます。
コンテンツエクスポート
アップグレードによりデフォルトコンテンツが上書きされるため、デフォルトコンテンツを編集している場合はコンテンツのエクスポートを行います。
対象となるコンテンツの代表例は以下の通りです。
- アラート定義、シンプトム、推奨事項、ポリシー定義、ビュー、ダッシュボード、ウィジェット、レポート
エクスポート手順の詳細は公式ドキュメントで確認することができます。
Aria Operationsアップグレード
Aria Ops管理画面からアップグレード作業を行います。
https://〈Aria Ops IPアドレス or FQDN〉/adminにアクセスして、Aria Ops管理画面にログインします。

システムステータス画面の「クラスタをオフラインにする」をクリックします。

クラスタをオフラインにする原因を入力して、「OK」をクリックします。

クラスタがオフラインになったことを確認します。

ソフトウェアアップデート画面で「ソフトウェア アップデートのインストール」をクリックします。

事前にダウンロードしたVCF Opsのpakファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。

アップロードが完了したら「次へ」をクリックします。

使用許諾契約書に同意のチェックを入れて「次へ」をクリックします。

アップデートとリリース情報を確認して「次へ」をクリックします。

「インストール」をクリックします。

アップグレード中、何度かリダイレクトが行われます。
アップグレードが完了したらログインします。

ソフトウェアアップデート画面でアップデートが完了していることを確認します。

システムステータス画面で、クラスタがオンラインになっており、バージョンが更新されていることを確認します。

アップグレード後作業
コンテンツインポート
Aria Opsで編集したデフォルトコンテンツをエクスポートした場合、VCF Opsへインポートを行います。
インポート手順の詳細は公式ドキュメントで確認することができます。
VCF Operations仮想マシンスナップショット削除
アップグレードが正常に完了したら、アップグレード前に取得したスナップショットを削除します。
おわりに
今回はAria Ops 8.18からVCF Ops 9.0へアップグレードする手順について紹介しました。
本記事が、VCF 9.0環境へのアップグレードを予定されている方の参考になれば幸いです。