Teamsの自動起動をアプリ毎(ユーザー毎)では無く、組織一括で制御したい、ということがありました。
本記事では、グループポリシーとレジストリ配布による一括制御の方法を記載します。
グループポリシーによる制御
前提として、本ポリシーを設定するためにOfficeの管理用テンプレートが必要になります。(標準設定では、グループポリシーにTeams関連のポリシーは含まれておりません。)
以下に管理用テンプレートのダウンロード、及び展開方法のリンクを記載します。
- Download Microsoft Office用の管理用テンプレートファイル(ADMX/ADML) from Official Microsoft Download Center
- Office の管理用テンプレートを使用してグループ ポリシー (GPO) で Office 365 ProPlus を制御する - Microsoft コミュニティ
ユーザーの構成>管理用テンプレート>Microsoft Teams の「インストール後にMicrosoft Teamsが自動的に起動しないようにする」をダブルクリックで有効にします。
「有効」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
レジストリによる制御
以下のレジストリを追加することで、Teams自動起動を制御することができます。
- パス
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\AppModel\SystemAppData\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\TeamsTfwStartupTask
- 名前:State
- 種類:REG_DWORD
- 値
- 1(自動起動が無効)
- 2(自動起動が有効)
まとめ
本記事では、組織一括でTeams自動制御を制御する方法を記載しました。ぜひ参考にしてみてください。