Teamsのチャネルは今まで投稿のレイアウトでのみ作成されていましたが、チャネルでもチャットのようにスレッドレイアウトを選択できるようになりました。
本記事では、チャネルの作成画面について新旧の違いと、チャネル作成後のレイアウト変更によって投稿内容の表示がどのように変化するか解説します。
※2025年8月末現在、まだ機能が使用できない環境がある場合があります。ご了承ください。
チャネル作成画面の違い
旧バージョンの場合
Teamsのチャネル作成では今までは、「チャネル名」「説明」「チャネルの種類を選択する」の3項目のみでした。

作成すると投稿形式となっています。

新バージョンの場合
新しい作成画面では、旧バージョンの項目に加えて「レイアウト」が選択できるようになり、チャットのようにスレッド形式のチャネルが作成できるようになっています。
また、このレイアウトはチャネルの種類には影響されず、どの種類のチャネルでも使用することができます。

作成するとチャットと同様の仕様のチャネルが作成されます。

チャネル作成後のレイアウト変更
この2種類のレイアウトは既存のチャネルでも変更できます。
その場合に過去の投稿がどのように表示されるか検証しました。
投稿形式からスレッド形式へ
投稿形式のチャネルでチャネル名の「チャネルの編集」を選択します。

編集画面でレイアウトを「スレッド」として保存します。

変更すると、過去に投稿形式で送信されていた内容は、件名にあたる文章のフォントが太文字でサイズが大きくなり、本文が通常のメッセージのフォントサイズになりました。

スレッド形式から投稿形式へ
今度はチャット形式になったものに新たにメッセージを送信してから、投稿形式に戻してみます。

変更方法は先ほどと同様に編集画面で「投稿」で保存します。

変更すると、もともと投稿形式で送信していた内容はタイトルとメッセージが分かれたもともとの状態に戻り、スレッド形式で送信したメッセージはタイトルなしの状態で表示されています。

レイアウト変更により過去の投稿内容が消えたり、件名が消えたりなどの変更はないようです。
おわりに
チャネルのレイアウトが選択できることによりチームの利用方法の幅が広がり使いやすくなったかと思います。
特に、特定のメンバーでの会話がチャネルとしてチームに紐づけられるようになったことは、過去のやり取りの確認やナレッジがチャット一覧で埋もれてしまうことも防げるかと思いますので、ぜひお試しください。