Teams会議前にテスト通話でデバイスの正常性を確認する方法

皆さんは、Microsoft Teams(以下Teams)での会議の前に、音声やカメラが問題ないか事前に確認したい、という場面はありませんか?例えば次のようなケースです。

  • 新しいイヤホンに変えたとき
  • PCの調子が悪いとき
  • 初対面の方とミーティングをするとき

今回は、そんな時に、Teamsのテスト通話機能を使って、事前に音声やカメラの動作を確認する方法をご紹介します!

Teamsのテスト通話機能とは

実は、Teamsには音声やビデオ、ネットワークなどの正常性確認ができる「テスト通話」機能が備わっています。

確認できる項目は、「マイク」、「スピーカー」、「カメラ」、「ネットワーク」の4つです。

手順

  1. Teams右上のアイコン横にある「・・・」をクリックし、「設定」をクリックします。

  2. 設定画面に移動後、左側に表示されている「デバイス」をクリックします。

  3. オーディオ設定で、スピーカーやマイク、カメラが自分の想定しているデバイスになっていることを確認します。(カメラの設定は下にスクロールすると設定画面があります。)

  4. 「テスト通話を開始」ボタンをクリックします。

  5. ボタンをクリックするとテスト通話画面が開き、ガイダンス音声で「通話の品質をテストするには”ビー”という音の後に短いメッセージを録音します。録音したメッセージが再生されます。」という自動音声が流れます。

    そのあとに”ピー”という音が鳴ったら話しましょう。大体10秒ほどでもう一度”ピー”という音がなり、録音した音声が流れます。
  6. 録音した音声が流れ終わると、「満足するメッセージの品質である場合は、これでTeamsを正しく構成できました。満足ではない品質の場合は、デバイス設定を確認してもう一度お試しください。」というガイダンス音声の後、自動で通話が切られます。「閉じる」ボタンを押すと通話画面を閉じることができます。

    「マイク」、「スピーカー」、「カメラ」、「ネットワーク」の4つに緑のチェックマークがついていれば正常です。
  7. もし確認してデバイスやネットワークに問題があった場合は、PCの設定から一度デバイスをアンインストール、インストールし直してみたり、USB端子のデバイスの場合は指し直してみるなど試してみてください。

おわりに

スムーズな会議運営のためにも、こういった機能を活用するとよさそうです。

一人用のテスト会議を作成したり、他の方とテスト会議を設定せずとも簡単に動作確認ができるので、まだ試したことがない方はぜひ試してみてください。

執筆担当者プロフィール
曽我 美帆

曽我 美帆(日本ビジネスシステムズ株式会社)

プロセストランスフォーメーション部所属。最近はSharePointやPower Automateを扱うことが多いですが、デザイン系も興味があります。趣味はサウナ、ゆるいキャラもの収集、好きな芸人はかまいたちさんです。

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