本記事では、AWS Certified Solutions Architect - Associate資格を最短で取得する方法についてご紹介します。
AWS Certified Solutions Architect - Associateとは
AWS Certified Solutions Architect - Associateは、Amazon Web Services(AWS)のクラウドコンピューティングプラットフォームにおけるソリューションアーキテクトのスキルを評価するための資格です。
この資格は、AWSのクラウドサービスを使用してアプリケーション、システム、およびインフラストラクチャの設計と展開を行う能力を持つことを証明するものです。AWS Certified Solutions Architect - Associate資格を取得することで、AWSのサービスを最適に活用し、セキュアで高可用性なアプリケーションを設計する能力があることを示すことができます。
資格取得には、AWSのクラウドサービスに関する知識や経験が必要とされ、試験では、AWSアーキテクチャの設計原則、セキュリティおよびコンプライアンス、ネットワーキング、データベーステクノロジー、ストレージ、スケーリング、可用性、コスト最適化など、様々なトピックに関する問題が出題されます。
学習方法
主に、参考書と問題集を使って学習しました。利用した教材を紹介します。
参考書:この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
初めてAWS資格の学習を行う上で分かりやすい内容になっており、問題集もついているので、Input⇔Outputを繰り返し行えます。
私は初AWS資格がこの資格でしたが、問題なく読むことができます。
ただ、試験に合格するためには、次に紹介する問題集で補完することをお勧めします。
問題集:Cloud licenseのWeb問題集
問題集とは書いていますが、問題だけではなく解説もしっかりしています。
私は最初入る際に問題から入るのは苦手なので、ある程度参考書を理解してから問題集に移りましたが、問題から先に入るという方は、問題集だけでいいかもあしれません。
問題数も多いため、暗記ではなく学習として利用できるのもおすすめポイントです。
スケジュール
以下、私が実施したスケジュールです。
平日3時間、休日5時間
- 参考書を読む:15h
- Web問題集を解く:35h
私の場合、時間の都合で上記スケジュールで実施いたしましたが、時間がある方は、AWS環境で操作しながら学習していく方がいいと思います。
AWS環境で操作した方が、各単語が何を表していて、どういう動作をするのかをより理解することが出来たと感じました。
試験
受験方法
AWSアカウント発行したのち、Pearson VUEにて受験予約を行います。
Pearson VUEで予約する際、流れに沿って登録していけば問題ないです。
不安な方は、以下サイトにわかりやすく書かれているので、参考にしてみてください。
試験内容
以下、試験形式になります。
- 問題形式:65個の質問、複数選択または複数応答のいずれか。
- 試験時間:130分
- 合格点:720-(1000点満点)
試験時の注意点
最初に伝えておきますが、すごく時間が掛かる試験です。
問題文をしっかり読まないと、ひっかけを選択してしまうので、じっくり目を通す必要がある事も、時間のかかる要因です。私は、127分使用しました。
また、日本語を選択した場合、英文翻訳のためか日本語がおかしい箇所もありますので、Web問題集で問題慣れしておいた方がいいです。
結果
結果は725点で合格でした。
ギリギリでの合格でしたので、上記学習に合わせて、AWS環境での操作感を掴んでおけばより安心するかと思います。
まとめ
私自身の専門はネットワーク分野ですが、未経験でこの業界に入り、ネットワーク、サーバ、クラウドの基本知識は持っておきたいと考え、Cloud資格としてAWSを取得しました。
大事なことを以下にまとめておきます。
- 参考書にあまり時間をかけない。WEB問題集を繰り返し行う。
- 時間が掛かる試験なので、前日徹夜復習はおすすめしない。
- AWS環境での操作はしないが、動作や内容を詳しく知りたいという方は、AWS Black Beltおすすめです。
このブログを通して、少しでも皆様のお役に立てると幸いです。
森﨑 湧斗(日本ビジネスシステムズ株式会社)
セキュリティビジネスグループの森﨑です。 普段はネットワーク案件ベースで、今期よりセキュリティコンサル業務も対応しております。 今後は自身で学んだセキュリティ関連の内容を投稿していきたいと考えております。 趣味としては、2か月に1回旅行に行くことです。 行ったことない場所から選んで、事前計画を考え、いつもパートナーに提案してるのが、小さな楽しみです。
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