はじめに
本記事では、Teams のカレンダーにて会議応答をした際の会議開催者への通知の挙動についてまとめます。
執筆に至った経緯は、 Teams の会議応答が Outlook の会議応答より応答の種類が少ないことに気づき、会議開催者への通知方法の差異が気になったためです。
Outlook の会議応答と Teams の会議応答
Outlook 予定表の会議応答と Teams カレンダーの会議応答の種類は下表の通りです。
応答の種類 | 応答方法 |
承諾 | コメントを付けて返信する |
すぐに返信する | |
返信しない | |
仮承諾 | コメントを付けて返信する |
すぐに返信する | |
返信しない | |
辞退 | コメントを付けて返信する |
すぐに返信する | |
返信しない | |
別の日時を指定 | 仮承諾して別の日時を指定 |
辞退して別の日時を指定 |
応答の種類 | 応答方法 |
承諾 | ? |
仮承諾 | ? |
辞退 | ? |
Teams のカレンダーでの会議応答は開催者に通知されるか
Teams のカレンダーでの会議応答は開催者に通知される仕様となっています。
Outlook の機能における [すぐに返信する]と同様の挙動です。
応答の種類 | 応答方法 |
承諾 | (すぐに返信する) |
仮承諾 | (すぐに返信する) |
辞退 | (すぐに返信する) |
会議応答を開催者に通知しないことは可能か
Teams カレンダーでは、会議応答を開催者に通知しないことはできない仕様となっています。
※開催者が新しい会議を作成する際に下記項目のチェックを外すと会議応答の返信要求をしないことは可能です。
Teams の場合⇒[返答のオプション]>[返答を要求する]
Outlook の場合⇒[返信のオプション]>[返信の依頼]
最後に
今回は会議応答通知の仕様についてまとめました。
個人的には Outlook より Teams のカレンダーで会議応答をすることが多いので、返信のオプションは増えたらいいなという気持ちです。
執筆担当者プロフィール
大谷 洸二郎(日本ビジネスシステムズ株式会社)
Microsoft365 製品( Intune がメイン)の設計や構築などを担当しています。 日々の業務で学んだことを本ブログでアウトプットします。趣味はドライブと筋トレです。
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