「クラウド」っぽい雲の画像をPowerPointで作成する

はじめに

小ネタです。

説明資料などで「クラウド」っぽいアイコンが欲しくなる時はありませんか?

PowerPointの図形で近いものはあるのですが、使い勝手があまりよくないので、自分で作ってしまうことが多いです。

PowerPointの図形

強いて言うなら吹き出しアイコンが近いです。

が、この●が連なった部分がネックになります。

枠線無し、塗りつぶしであればそれっぽくなるのですが

枠線あり、塗りつぶしは白、のようにしたいと、●が連なった部分が出てきてしまいます。

図形を組み合わせて雲を作る

というわけで、吹き出しではなく図形を組み合わせて雲を作ってみます。

ベースの長方形を作る

まず、塗りつぶした長方形を用意します。後で色は変更できるので、ひとまず、作業時にわかりやすい色で塗ります。枠線もつけます。*1

最初の円を重ねる

続いて、円を一つ作って、先ほどの長方形に重ねます。

ポイントです。

  • 円は楕円ではなく正円にする*2
  • 長方形の高さよりやや高くする
  • 長方形の左下に、円の下が接するようにする

二つ目の円を重ねる

もう一つ、先ほどよりもやや大きめの円を作り、今度は長方形の右端に合わせます。

ポイントです。

  • 円は楕円ではなく正円にする*3
  • 一つ目の円りやや大きくする
  • 長方形の右下に、円の下が接するようにする

さらに円を重ねる

バランスを見ながらさらに円を加えます。ここはこれだ!という正解はないのですが、左右の円の間に2~3個くらいがちょうどいいかなと思っています。

この辺りは好みで自分なりの雲を模索してみてください。

枠線があるとイメージが付きにくい時は、一度塗りつぶしてもらうとバランスの確認がしやすいです。

図形を結合する

形が決まったら、図形をすべて選択し、「図形の書式」→「図形の結合」→「接合」を選びます。

これで、オリジナルの雲が出来ました。

色や枠線の太さ、大きさの変更も自由自在です。

おまけ:人のアイコンを作る

同じ手法で、円と三角形を組み合わせて人のアイコンを作る、というのもよくやります。*4

おわりに

フリー素材を探すというのも一つの手ですが、簡単に作れるので、作ってしまった方が早い、というケースはよくあります。参考になれば幸いです。

*1:枠線無しで塗りつぶしだけでもできます

*2:Shiftキーを押しながら作りましょう

*3:一つ目の円をコピーしてからShift押しながらドラッグで大きくすると便利

*4:鍵穴や前方後円墳にも見えますが…

執筆担当者プロフィール
舟越 匠

舟越 匠(日本ビジネスシステムズ株式会社)

人材開発部に所属。社内向けの技術研修をしつつ、JBS Tech Blog編集長を兼任。2024年8月からキーマンズネットPower Automateの連載を開始。好きなサービスはPower AutomateやLogic Apps。好きなアーティストはZABADAKとSound Horizon。

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