【Teams】利用禁止アプリを Teams アプリストアから非表示にする

Teamsでは様々なアプリを利用する事が出来ますが、管理者で特定のアプリを利用禁止にする事も多いかと思います。

ですが、利用禁止にしただけでは、ユーザーはTeamsアプリ内のストアから検索する事が可能です。

管理者が利用禁止にしているアプリをユーザーが検索して追加しようとすると、下画像の通り、"要求"ボタンが表示されます。

利用できないのに表示されるため、ユーザーが混乱する可能性があるかと思います。

本記事では、上記の解消法として、利用禁止アプリをTeamsアプリストアから非表示にする方法について解説します。

本記事の設定対象はTeams 管理センターにて下記のいずれかのアプリ種別のインストールが禁止されていることが前提です。

設定箇所：[Teamsのアプリ]>[アクセス許可ポリシー]

上記設定にて禁止されたアプリはTeams内から検索すると下記の通り、"要求"ボタンが表示されます。

ブラウザからGraph Explorerにアクセスし、管理者権限を持つアカウントでサインインします。
GET を選択し、下記の URL を実行します。
https://graph.microsoft.com/beta/teamwork/teamsAppSettings
アクセス権限が足りない場合はエラーが返されるため[Modifypermissions]をクリックし、下記の権限を[Consent]をクリックして許可します。
- TeamworkAppSettings.ReadWrite.All
アクセス権限の付与に成功すると下記のような応答が返されます。

PATCH を選択し、下記のクエリを実行します。

{
    "@odata.type": "#microsoft.graph.teamsAppSettings",
    "allowUserRequestsForAppAccess": "false"
}

今回は、利用禁止アプリをTeamsアプリストアから非表示にする方法について解説しました。

本設定により、利用禁止しているアプリは非表示となるため、ユーザーには利用許可しているアプリのみ表示させることが可能です。