Outlookの署名のアップデート情報となります。
これまでOutlookにおけるメールの署名は利用デバイスごとに設定が必要でした。
この設定がアカウントへ紐づけされるようになるため、デバイスごとの設定が不要になります。
Outlook署名の同期とは？
Outlook のメール署名がデバイス間で同期されるようになります。
この機能を利用すると、署名はユーザーのメールボックスに保存され、同アカウントを利用しているすべてのデバイスで利用できるようになります。
この機能はデフォルトで有効になるため有効にするためにアクションを起こす必要はありません。
機能の詳細については以下をご確認ください。
アップデートの注意点
署名が同期される機能はMicrosoft 365 または Outlook.com 上のメールボックスを使用しているユーザーが利用できます。
Exchange のオンプレミスのサーバーでホストされているアカウント、サードパーティのメールサービス、または POP/IMAP アカウントを利用している場合、署名をローミングすることはできません。
移行後はメールアカウントに紐づく署名ということで "Email account" と表示される部分に同期された署名が表示されるようになります。
メリット
デバイス間でメールの署名が同期できるようになるため、PC移行に伴ってメールの署名を再設定する必要がなくなります。
また、既に複数のデバイスで署名を登録されている場合、クラウド署名とローカルデバイス署名は共存できるため、アカウントへの署名紐づけ後でもローカルで利用している署名は引き続き使用できます。
デメリット
異なるデバイスごとに別の署名を利用している場合アップデートに伴い署名が複数表示されることとなります。
デバイスごとに署名を個別で設定している場合は今回の変更に伴う変更はあらかじめ伝えたほうが良いかもしれません。
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