はじめに
Teamsライブイベントはご存知かと思いますが、通常のライブイベントよりも大人数で開催する事が可能です。
本記事では、最大で10万人で開催可能なライブイベントについて記載します。
通常のライブイベントの開催方法は以下の記事に記載されておりますので、こちらをご参照ください。
Teamsの会議以外の配信方法を使ってみた:ライブ イベント編 - JBS Tech Blog
通常ライブイベントの上限
通常は1万人まで参加可能ですが、現在は2万人まで上限が引き上げられています。
Microsoft Teams の制限事項と仕様 - Microsoft Teams | Microsoft Learn
10万人上限のライブイベント開催までの流れ
10万人上限のイベント実施は通常のライブイベント開催の方法では実施できず、以下のような流れで進める必要があります。
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イベント申込み(Microsoft 365 live events assistance)
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Microsoft担当エンジニアアサインおよび初回打合せ
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リハーサル日程調整、QA対応
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リハーサル実施
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リハーサル後の最終調整
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本番イベント開催
申込み方法
以下のURLより申込みを行います。
M365 Live Events Assistance Request Form (office.com)
※申込み期限はイベント開催の5日前とされているが、Microsoftは14日前を推奨
※一度申込みが完了したら、以降は全てのライブイベントが10万人で開催可能
注意事項
- QA機能を使用した10万人ライブイベントは開催できません
QA機能をオフにしてライブイベントを作成する必要があります - Microsoft担当とのやり取りは全て英語となります
- 10万人拡張設定はMicrosoftしか確認できず、管理センター等からは確認できません
久保 大典(日本ビジネスシステムズ株式会社)
Microsoft 365のエンジニアです。近年はMicrosoft 365利活用案件に携わっています。Power Platformを活用した自動化や業務効率化にも興味あります!仕事以外に気になる趣味はキャンプです!
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