Azure Percept Audioで音声アシスタント作成

Azure Percept Audioを利用し、音声アシスタントのデモを試しました。

今回は用意されているシナリオから、倉庫の管理を音声でコントロールする、という事を試してみたいと思います。

左:Azure Percept Audio 右:Azure Percept DK

使用リソース

  • Azure Percept DK
  • Azure Percept Audio
  • Azure IoT Hub

以下のリソースがデモの途中でAzureに作成されます。

  • Language Understanding(LUIS)
  • Speech Services
  • Storage Account
  • App Service Plan
  • Function App

Azureに作成されるリソース例

イヤホンやスピーカーを用意しAzure Percept Audioに接続することで、Azure Perceptからの返答を音声で聞くことが可能です。

テンプレート

Azure Percept Studioでは4つのテンプレートが選択可能です。それぞれのテンプレートで対応するコマンドが変化します。

オーディオの処理

Azure Percept Audio は、ハイブリッド エッジ クラウド方式で、Azure Percept DK キャリア ボードの CPU で実行される音声スタックを介してオーディオ入力を渡します。

参考: Azure Percept Audio デバイスの概要

音声アシスタントテンプレート作成

Azure Percept Studioから音声アシスタントテンプレートの作成を行う手順を動画でまとめました。

音声アシスタントテンプレートデモ

音声アシスタントテンプレートを使い実際に指示を試します。

カスタムキーワード/カスタムコマンド

Azure Perceptでは、既存のもののほかに独自の"キーワード"と"コマンド"を作成し使用することが可能です。

カスタムキーワード・コマンドのプロジェクトはAzure Percept Studioから作成可能ですが、カスタムコマンドを利用する場合は、Speech Studioを使い開発を行う必要があります。

詳しくは、別の記事で紹介します。

執筆担当者プロフィール
寺澤 駿

寺澤 駿(日本ビジネスシステムズ株式会社)

IoTやAzure Cognitive ServicesのAIを活用したデモ環境・ソリューション作成を担当。

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