Windows Server 2025をインストールしてみた

つい先日、Windows Server 2025がリリースされたので、OSインストール手順をまとめました。

ISOファイル準備

OSインストールのため、まずはISOファイルを準備します。

今回の検証では、Microsoft評価センターからダウンロードした評価版ISO(日本語版)を使用しています。ダウンロードサイトのURLは以下になります。

https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/download-windows-server-2025

Windows Server 2025インストール

ISOファイルをマウントしてサーバーの電源を入れると以下画面が表示されるので、すぐに「Enter」キーを押下します。

ファイルの読み込みが始まるので、しばらく待ちます。

読み込みが完了すると以下の画面になりますので、そのまま待ちます。

OSインストール画面に遷移しますので、まずは言語設定を行います。今回は日本語版ISOを使用しているため、デフォルトで日本語が選択されています。そのまま「次へ」をクリックします。

キーボード設定を行います。検証時はキーボードの種類のデフォルトが101/102キーになっていたので、「日本語キーボード」に変更して「次へ」をクリックします。

セットアップオプションの選択を行います。OS新規インストールの場合は「Windows Serverのインストール」を選択のうえ「I agree everything will be deleted including files, apps, and settings」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

イメージの選択を行います。今回は、Datacenterエディションのデスクトップ版を使用したいので、Windows Server 2025 Datacenter Evaluation(デスクトップ エクスペリエンス)を選択して「次へ」をクリックします。

ライセンス条項に同意します。

Windows Serverのインストール先ディスクを選択します。今回の検証環境は1ディスク構成ですので、ディスク0を選択して「次へ」をクリックします。*1

「インストール」をクリックします。

Windows Serverのインストールが開始されます。

インストールおよびOS再起動が完了するとパスワード設定画面が表示されますので、任意のパスワードを入力し、「完了」を押下します。

ロック画面に遷移したら、「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを押下します。

先ほど設定したパスワードでログインします。

診断データの送信についての設定画面が表示されます。「オプションを含む」と「必須のみ」の2種類から選択できますが、今回は「必須のみ」を選んで同意します。

サーバー マネージャーが立ち上がってきます。これにてWindows Server 2025のインストールは完了です。

サーバー マネージャーの「ローカル サーバー」の画面でも、Windows Server 2025のDatacenterエディションがインストールされていることを確認できます。

おわりに

今回はWindows Server 2025のOSインストール手順をご紹介しました。

基本的なインストール手順はWindows Server 2022と変わりませんが、操作画面がWindows11に準拠したものへと変更になっています。

これからWindows Server 2025を使用する機会が増えていくかと思いますので、ぜひ本手順を参考にしていただければ幸いです。

*1:複数ディスクの場合はOSをインストールする任意のディスクを1つ選択します。

執筆担当者プロフィール
M.Matsuura

M.Matsuura(日本ビジネスシステムズ株式会社)

クラウドやオンプレミス環境でのサーバー設計・構築を担当しています。

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