Meta Quest 2をずっと装着していると、重さで首に負担がかかるのでは?と懸念する方もいると思います。
※Meta Quest 2は503gの重さがあります。
私は負担を軽減する為に、ヘッドストラップを使用しています。
これを使うと頭部全体でMeta Quest 2を支えるようになるので重みが分散します。
また、首を動かしたときのMeta Quest 2のズレを防止できます。
座る時の姿勢にも注意しています。
在宅勤務では、ニトリで購入したワークチェアを使用しているのですが、腰や背中、頭の部分をなるべく椅子から離れないようにしています。
ヘッドレストに頭を付けると、Meta Quest 2をヘッドレストが支えてくれるので首に負担がかかりません。
また、マウスもトラックボール型に変えました。
体をほとんど動かすことなく作業に集中できるようになったので、以前よりも体にかかる負担が減りました。
VRヘッドセットを使用していると視界が奪われるので不安に感じる方もいると思います。
Meta Quest 2にはSpace Sense機能があり、自分の周囲に侵入した物体を検出することができます。
在宅勤務中に子供やペットが部屋に入ってきても気が付きます。
また、Meta Quest 2本体を軽く2回たたくとカメラモードに切り替わるので、周囲の状況を素早く確認できます。
※カメラモードで周囲がどのように見えるのかは、下記の動画を参照下さい。
携帯電話の着信も確認することができます。
iPhoneやAndroid携帯にImmersedアプリをインストールすれば、携帯電話の待ち受け画面を仮想空間に表示できます。
上記のサンプル画像では携帯電話の画面を仮想空間に表示しながら、携帯電話で仮想空間をキャプチャしているので合わせ鏡のような表示になっています。
通常は携帯画面の待ち受け画面のみ表示されます。
また、Meta Quest 2本体の設定として携帯電話とリンクする機能も実装しています。
キーボードについては、Immersedの機能で仮想環境におおよその位置を表示する事ができます。
ただ、私の場合はキーボードのサイズが小さかったこともあり、使いにくかったです。
ブラインドタッチはできていたので問題ないと思っていたのですが、Ctrl+Cなどのショートカットはキーボードが見えないと意外と難しいことがわかりました。
そこで、5歳になる息子からシールを譲ってもらいキーボードに張り付けてます。
ショートカットで使用するキーなどにシールを張り付けることで、物理的な感触で判断できるようにしています。
仮想空間で仕事をしてみて、VRヘッドセットには2つのメリットがあると感じました。
・リアルなコミュニケーションを実現できる
・VDT作業者の体にかかる負担を軽減できる
どちらのメリットが重要視されて発展していくのかわかりませんが、VR機器は今後も急速に普及していくと思います。
※Meta Ques 2は、既に1000万台を出荷したともいわれており、VR機器としては異例の販売台数を記録しています。