【Microsoft×生成AI連載】シリーズです!
エージェントモードとは、Microsoftの製品である、Excel、Word、PowerPointに搭載された、目標達成のために手順を立て、複数ステップの作業を実行し、結果を見ながら反復してくれる機能のことを指します。
本記事では、Wordで利用できるようになったエージェントモードについてご紹介します。
- これまでの連載
- Wordのエージェントモードでできること
- エージェントモードを開く方法
- エージェントモードの挙動
- 利用シーンとメリット、注意点
- まとめ
- おまけ(Copilot Chatによる本記事の要約)
これまでの連載
これまでの連載記事一覧はこちらの記事にまとめておりますので、過去の連載を確認されたい方はこちらの記載をご参照ください。
Wordのエージェントモードでできること
Wordのエージェントモードでは、ユーザーが「何をしたいか」を自然言語で伝えることによって、Microsoft 365 Copilot(以下、Copilot)が「下書き⇒推敲⇒書式設定」を行ってくれます。
また、エージェントモードでは、必要に応じてCopilot側が確認や質問を挟みながらユーザーと会話をしつつ、文章を仕上げることができます。
エージェントモードを開く方法
Wordのエージェントモードを利用する際は、以下の方法を参照してください。
※以下の開き方は一例です。WebブラウザでWordを開くことができれば以下の方法以外でも問題ありません。
1.まず、https://m365.cloud.microsoft/へアクセスします。
2.次に画面左下の「アプリ」をクリックし、「Word」を開きます。

3.Wordが立ち上がったら、任意のドキュメントを開いてください。
※今回は白紙のドキュメントを開いています。

4.画面右上にある「Copilot」ボタンをクリックします。

5.開いたペインの「ツール」をクリックします。

6.「エージェントモード」を選択してください。

7.エージェントモードを選択すると、以下の赤枠のアイコンが表示されます。

エージェントモードの挙動
上記の手順でエージェントモードを開くことができましたら、次は実際の挙動を確認していきます。
ここでは「新入社員向けに、Microsoft 365 Copilotに関する使い方の手順書を作成する」、というシチュエーションで手順書を作成していく想定で進めていきます。
1.まずは以下のプロンプトを入力し、手順書の大枠を作成します。

2.出力が完了し、内容に問題がない場合は「保持」をクリックします。

3.大方の文章が作成出来たら、次に以下のプロンプトを入力し、文章を整えていきます。

4.出力が完了し、文章が一括で整えられていることを確認できれば「保持」をクリックします。

これで簡単にMicrosoft 365 Copilotの利用方法をまとめることができました。
続いて、社内のファイルを参考に情報を追加していきます。
5.左ペインのプラスマークをクリックします。

6.任意の場所からファイルをアップロードします。
※今回は「作業コンテンツの追加」からファイルを添付します。

7.任意のファイルを添付をしたら、プロンプトを入力し、情報を追加していきます。
※今回は、メールの誤送信対策のファイルを元に、Outlook利用時の注意点を追加するように指示をします。

8.追加された情報に問題がなければ、「保持」をクリックします。

このようにエージェントモードでは、Copilotと会話をしながらWordファイルを直接編集や修正をすることができます。
利用シーンとメリット、注意点
利用シーン
自然文で依頼して「下書き⇒推敲⇒書式設定」までを素早く作成してくれるため、資料のたたき台などを簡単に作成することができます。
また、ファイルもアップロードすることができるため、会議の議事メモやトークスクリプトなどを添付し、素早くまとめることも可能です。
メリット
Copilotと適宜会話を行いながら文章をブラッシュアップできるため、意図のズレを減らし品質を上げやすいのが強みです。
また、社内のデータも参照させることもできるため、メモ書きなどから情報を抽出し、素早く文書を書き起こせることも強みの一つです。
注意点
Copilotが生成した内容は必ず人の目で確認する必要があります。
また、エージェントモードでは生成AIが文書を直接変更するため、機密/共有文書は慎重に扱い、事実確認・権限制御・履歴管理等の運用を行ってください。
まとめ
今回はWordのエージェントモードをご紹介しました
Copilotに「やりたいこと」を自然文で伝えるだけで、下書き→推敲→書式設定などの複数ステップを実行し、対話しながら完成度を高められる機能となります。
ただし、エージェントモードに指示を行った内容が文書へ直接反映されるため、生成AIが直接編集を行ってもよい文書かどうかの確認は必ず行ってご利用いただくようお願いします。
また、エージェントモードはPowerPointやExcelにもあります。
Excel、Word、PowerPointのエージェントモードを利用するためにはライセンスが必要です。
ライセンスに関しましては、以下のMicrosoftの記事をご参照ください。
おまけ(Copilot Chatによる本記事の要約)
要約(短くわかりやすく)
この記事は、**Wordのエージェントモード**の使い方や特徴を紹介するもので、Microsoft × 生成AI連載の一部です。
■ エージェントモードとは
Excel/Word/PowerPointに搭載された機能で、ユーザーの指示に基づき Copilot が
下書き → 推敲 → 書式設定 など複数ステップを自動で実行しながら、対話形式で文書を仕上げてくれるもの。■ Wordでできること
自然文で「やりたいこと」を伝えるだけで文書作成の工程をまとめて実行
Copilotが質問しながら文章品質を改善
メモや社内資料ファイルをアップロードして内容を反映・追記できる■ 使い方(概要)
1. <https://m365.cloud.microsoft/> にアクセス
2. 「アプリ」→「Word」
3. ドキュメントを開く
4. 右上「Copilot」→「ツール」→「エージェントモード」
5. 表示された専用アイコンから利用開始■ 挙動の例
手順書の大枠作成 → 内容確認して「保持」
文章の推敲 → 「保持」
添付ファイルを参考に追加内容を生成 → 「保持」
→ Copilot と会話しながら文書が完成していく。■ 利用シーン
資料のたたき台作成
会議メモやスクリプトをもとに短時間で文書化
社内データからの情報抽出・整理■ メリット
Copilotと対話しながら意図がズレにくい文書作成が可能
メモ等のファイルからの高速な情報抽出が可能■ 注意点
生成内容は必ず人が最終確認する必要がある
文書へ**直接変更が入るため**機密文書は特に注意
(権限管理、履歴管理、内容の事実確認が必須)■ まとめ
Wordのエージェントモードは、自然文の指示だけで文書作成の一連工程を実行してくれる便利な機能。ただし、文書に直接反映されるため、扱うファイルの重要度や内容の確認には注意が必要。
Excel・PowerPointにも同様の機能があり、利用には専用ライセンスが必要。
川田 隆一(日本ビジネスシステムズ株式会社)
沖縄事業所でプロンプトエンジニアをしています。プロンプト作成支援やCopilotに関するコミュニティ支援、ユーザー様のお困りごとへの「なんでも相談会」をメインの業務としています。
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