【Microsoft×生成AI連載】シリーズの記事です。
本記事では「Microsoft Excel」(以下、Excel)で利用できるCopilotの機能について紹介します。
これまでの連載
これまでの連載記事一覧はこちらの記事にまとめておりますので、過去の連載を確認されたい方はこちらの記載をご参照ください。
ExcelのCopilot紹介
ExcelのCopilotを用いることで、Webからデータを取得し、テーブルを生成することができます。
自然言語を用いて行うことができるので直感的に操作でき、作成したいデータのテーブルが簡単に作成できるようになりますので、今回紹介します。
Webデータを取得して表を生成する方法
プロンプトを自分で入力する場合
Web版のExcelを開き、右上のCopilotを押下してCopilotを開きます。
そして、プロンプトに「○○を検索してテーブルにして」と入力します。
今回は2025年2月の東京の気温を検索しました。
するとCopilotがWebからデータを検索し表を生成してくれるので、新しいシートに挿入を押下します。
その結果、画像のように表を自動で生成することができます。
また、Copilotでデータの検索を行った際に画像のような回答が返ってきた場合は以下の手順を行ってください。
赤枠の「コンテンツのユーザー設定を管理する」を押下します。
表示されたポップアップのWebコンテンツがONになっているか確認してください。
ONになっていなければONにしてください。
既にONになっていたら一度OFFにしてから再度ONにしてください。
Copilotが提示するプロンプトを用いる場合
先ほどは直接プロンプトを入力しましたが、Copilotが提示したプロンプトを使用することもできます。
Web版のExcelを開き、右上のCopilotを押下してCopilotを開きます。
「プロンプトを表示する」を押下します。
プロンプト一覧が表示されるので、WebSearchから表を作成するを選択します。
するとプロンプトが自動で入力されるので、検索したい内容を追記して送信します。
今回は2025年2月の東京の気温を検索します。
その結果テーブルが生成されるので、先ほどと同じように新しいシートに挿入を押下することで、シートにテーブルを挿入することができます。
利用シーンとメリット、注意点
利用シーン
Excelのサンプルデータを作成する際などに利用することができます。
市場分析などを行うためにデータを表にまとめる際にも活用することが可能です。
メリット
この機能を活用することで、データ分析を簡単に行ったり、テストケースの作成を迅速に行ったりすることができます。
また、自然言語で直感的に利用できるので、生産性の向上に期待できます。
注意点
- 検索してきたデータソースが間違っている場合があるため、データが正しいか確認が必要です。
- Copilotが生成するデータは正しいとは限らないため、テーブルの内容が間違っていないか等、正確性を確認する必要があります。
まとめ
本記事ではExcelのCopilotによる提案機能を紹介しました。
サンプルデータの作成がとても早くできるようになるので、今後も積極的に活用していたいと思います。
おまけ(Copilot Chatによる本記事の要約)
ExcelのCopilot紹介 ExcelのCopilotを使用すると、Webからデータを取得してテーブルを生成することができます。自然言語を用いて直感的に操作できるため、簡単にデータのテーブルを作成することが可能です。
Webデータを取得して表を生成する方法
プロンプトを自分で入力する場合:
- Web版のExcelを開き、右上のCopilotを押してCopilotを開きます。
- プロンプトに「○○を検索してテーブルにして」と入力します。例として、2025年2月の東京の気温を検索しました。
- CopilotがWebからデータを検索し、表を生成してくれるので、新しいシートに挿入します。
Copilotが提示するプロンプトを用いる場合:
- Web版のExcelを開き、右上のCopilotを押してCopilotを開きます。
- 「プロンプトを表示する」を押し、WebSearchから表を作成するプロンプトを選択します。
- 検索したい内容を追記して送信すると、テーブルが生成されます。
利用シーンとメリット、注意点
- 利用シーン: Excelのサンプルデータ作成や市場分析のためのデータ表作成に利用できます。
- メリット: データ分析やテストケースの作成が簡単に行え、生産性の向上が期待できます。
- 注意点: 検索したデータソースが間違っている場合があるため、データの正確性を確認する必要があります。
まとめ ExcelのCopilotによる提案機能を紹介しました。サンプルデータの作成が迅速に行えるため、今後も積極的に活用していきたいと思います。