【Microsoft×生成AI連載】久保田です。
今回はPlanner Agentを活用し、議事録や案件情報などを集約しているLoopのメモからタスクを整理してみました。
※この記事の情報は2026/6/16時点のものです。
Microsoft 365 Copilotやエージェント、生成AIに興味がある方、普段からプロジェクト管理業務を行っている方など、様々な方に読んでいただきたい記事となっておりますので、是非ご覧ください。
これまでの連載
これまでの連載記事一覧はこちらの記事にまとめておりますので、過去の連載を確認されたい方はこちらの記載をご参照ください。
Planner Agentの概要
Planner Agentを利用してみた
Planner Agentを開く

Planner Agentを検索する画面です
「Planner Agent」が表示されたら、「追加」または「開く」をクリックします。
※一番最初に利用する際は「追加」、それ以降は下図のように「開く」と表示されます。

Planner Agentを追加する画面です
Planner Agentを利用する
※入力ファイルはPlanner Agent へ直接アップロードする方法に加え、SharePoint・Loop等のリンクを指定することも可能です。

処理完了後は、最終更新日などの情報をもとに、適切なプラン候補まで自動で提示されます。
またタスクについては、Plannerにそのまま登録可能なドラフト形式で出力され、Loopに記載された期限情報もあわせて反映されます。

Planner Agentから、出力したタスクについて、どのプランに登録するかの確認が求められます。
候補としては、直近で利用頻度の高いプランや最終更新日が新しいプランが提示されますが、今回は別のプランに登録するため、その旨を入力します。

Planner Agent側から、利用可能なプランの一覧が提示されます。今回は「今後の進め方について」というプランに登録したいため、その旨を入力します。

「タスクを保存」と入力すると、表示された内容をもとに「今後の進め方について」プランへタスクが登録されます。
赤枠のPlannerアイコンをクリックすると、登録済みのPlanner画面へ遷移し、内容を確認することができます。

Plannerの画面上からも、以下のようにタスクが登録されていることが確認できます。

利用シーンとメリット
利用シーン
Planner Agentは以下の利用シーンで活用することができます。
- プロジェクト計画のたたき台作成
- プロジェクト開始時にCopilotに指示することで、目的や期限に基づいたタスクを自動で分解・生成し、確認・編集を経てそのままPlannerへの登録が可能
- タスクの優先度・リスクの可視化
- 進捗確認時に自然言語で問い合わせることで、期限や進捗状況をもとにリスクのあるタスクを抽出し、優先度見直しやリソース再配分などの判断を迅速に行うことが可能
メリット
AIがタスクの進め方や優先順位、さらには進捗管理までを担うことで、これまで利用者が行っていた「どう進めるか」を考える負担は大幅に軽減されます。
加えて、タスク管理そのものもAIによって自動化されるため、煩雑な管理作業に時間を取られることなく、意思決定や実作業といった本来注力すべき業務に集中できるようになります。
さらに、メールや会議、チャットなどに分散している業務情報を一元的に統合することで、今やるべきタスクや次に取るべきアクションを即座に把握でき、業務全体のスピードと質の向上にもつながります。
注意点
Planner Agentはタスク管理を効率化する一方で、その効果は前提となるタスク情報の品質に大きく依存します。タスクの記述が曖昧な場合、生成される提案も不明確になり、実務での活用が難しくなります。
また、AIの出力はあくまで「提案」であり、重要な変更や進捗報告は必ず人による確認が必要です。自律的に業務を実行するものではなく、人と組み合わせて活用する補助的なツールとして運用することが重要です。
まとめ
本記事では、Planner Agentを活用し、Loopメモから自動的にタスクを生成し、Plannerへの登録までを一貫して実行する仕組みを検証しました。
従来は、WBSや課題管理表をもとに手動でタスクを洗い出し、Plannerへ登録する必要があり、管理工数が課題となっていました。Planner Agentの活用により、タスクの作成および管理プロセスを自動化でき、これらにかかる工数の大幅な削減が可能となります。
なお、本機能は直近でGAされたばかりであり、一部に動作の不安定さが見受けらました。ですが、今後の機能拡張に期待できる機能であり、プロジェクト管理への積極的な適用が有効と考えられます。
おまけ(Copilot Chatによる本記事の要約)
本記事ここまでの執筆内容をCopilot Chatに転記し、記事内容の要約をしてもらいました。
【要約:Planner Agentの概要と利用手順】
概要
Microsoft 365 Copilot上で動作するPlanner Agentにより、自然言語でタスクの生成・整理・登録までを一貫して実行可能。Loopなどの情報からタスク抽出し、Planner登録を自動化することで管理工数を削減できる。
活用例
- CopilotのエージェントからPlanner Agentを検索・追加して起動
- Loopリンクやファイルを指定し、タスクの洗い出しを自然言語で指示
- 抽出されたタスクと登録候補プランを確認・選択し、Plannerへ登録
- 進捗や期限に基づくタスク状況を問い合わせて可視化・見直し
メリット
- Loopや会議情報からタスクを自動生成し、手動登録の手間を削減できる
- Copilot上で完結するため、アプリ間の遷移なしで作業できる
- タスクの優先度・リスク抽出により意思決定が迅速化する
- 業務情報を統合し、次にやるべきアクションを即座に把握できる
- タスク管理の自動化により、実作業や判断に集中できる
注意点
- タスク元データ(Loopなど)の記述が曖昧だと、出力精度も低下する
- AIの提案はドラフトのため、最終判断は人による確認が必要
- 登録先プランの選択は意図と異なる場合があり、都度指定が必要
- 自律的に業務を進める仕組みではなく、補助ツールとしての運用が前提
- GA直後の機能であり、動作の不安定さが一部存在する
久保田 有紀(日本ビジネスシステムズ株式会社)
CTS事業本部 D&AIPf部 AIS2グループ所属。AzureやMicrosoft 365周りの構築・運用を担当してきました。現在はCopilot、AIサービスの勉強をしています。
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