Microsoft Teams や Exchange Online をはじめとするクラウドサービスの活用は、多くの企業において当たり前のものとなっています。それに伴い、これらのサービスを安全かつ効率的に運用するための「テナント移行」の重要性も、年々高まっています。
こうしたクラウド環境間の移行を円滑に進めるためのソリューションとして、AvePoint が提供する FLY は、幅広い企業で活用されています。
これまでの記事では、SaaS版FLYを用いた移行にあたり必要となる以下の手順について紹介してきました。
- アプリプロファイルの構築
- テナント接続の事前準備
- 移行対象・ポリシー・マッピングを整理するプロジェクト設定
- 実際の移行処理の実施
今回はその続編として、移行処理実施後に確認できる結果やポイントについて解説します。
移行結果
FLYを使用して移行処理を実施した結果、データが正常に移行できていることを確認していきたいと思います。
移行処理前の状態
移行処理前の状態を移行元および移行先に分けて確認していきます。
移行処理前の移行元の状態
移行処理を行う前の移行元の状態については以下のようにしています。
※今回はOutlookで状態を確認します。
「移行test」というフォルダを作成し、テストメールを配置しています。

また、予定表に「テスト予定」という予定を追加しています。

移行処理前の移行先の状態
移行処理を行う前の移行先の状態については以下のようにしています。この状態で移行処理を実施します。
「移行test」というフォルダはなく、移行元にあるテストメールは無い状態です。

また、予定表にはなにも予定がない状態になっています。

移行処理後の状態
SaaS版FLYによるデータ移行では移行元のデータには影響がないため、移行先にデータが移行されていることに加えて、移行元の状態が変わっていない点も合わせて確認します。
移行処理後の移行元の状態
移行処理後の移行元の状態は、移行処理前とは変わらず以下のようになっています。
「移行test」というフォルダを作成し、テストメールを配置しています。

予定表に「テスト予定」という予定を追加しています。

移行処理後の移行後の状態
移行処理後の移行先の状態は以下のようになっています。
移行処理を実施することで、フォルダやメールアイテム、予定表が移行元と同じ状態で移行されます。
「移行test」というフォルダが追加されており、テストメールが入っている状態になっています。

また、予定表に「テスト予定」が追加されています。

まとめ
以上で、移行処理後の確認は完了となります。
今回は、移行したデータが実際に移行先でどのように表示されているのかについて紹介しました。
ここまで確認することで、SaaS版FLYを使用したデータ移行の最終目標を達成することができます。
今回の内容を有効活用していただければ幸いです。