【Microsoft×生成AI連載】【Microsoft Fabric】Notebookに新たに追加されたCopilot機能を紹介してみた

Microsoft Fabric の Notebook に、セル上から直接 Copilot を呼び出せる新機能が追加されました。

従来の Copilot はサイドパネルでの対話が中心でしたが、本機能により コードを書いているその場で AI の支援を受ける ことが可能になりました。

本記事では、Notebook のセルで Alt + I を押すことで利用できる「セル内 Copilot(In-Cell Copilot)」について、実際の操作イメージを交えながら紹介します。

※ Microsoft Fabric および Notebook を利用したデータ分析・データエンジニアリングの基礎的な知識を有していることを前提としています。

これまでの連載

これまでの連載記事一覧はこちらの記事にまとめておりますので、過去の連載を確認されたい方はこちらの記載をご参照ください。

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セル内 Copilot の概要

セル内 Copilot(In-Cell Copilot)は、Microsoft Fabric の Notebook において、セル単位で AI による支援を受けられる新しい Copilot 体験です。

セルにフォーカスした状態で Alt + I を押すと、そのセル専用の Copilot 入力エリアが表示され、自然言語による指示が可能になります。

Notebook 全体の文脈や接続されている Lakehouseや既存のコードを Copilot が自動で理解するため、細かな前提説明を行わずに指示できる点が特徴です。

主な機能

  • 自然言語によるコード生成
  • 既存コードの説明(Explain)
  • エラー発生時の原因分析と修正提案(Fix)
  • コメント・ドキュメントの自動追加
  • パフォーマンス改善の提案

実際の使い方

ここでは、セル内 Copilot(In-Cell Copilot)の基本的な利用イメージを紹介します。

Copilot の起動

Notebook のセルにカーソルを合わせた状態で Alt + I を押すと、セルの下部に Copilot の入力欄が表示されます。

セル内 Copilot を Alt + I で起動した画面

ここに自然言語で指示を入力することで、Copilot がコード生成や修正を行います。

コード生成の例

たとえば「Lakehouse の sales テーブルを読み込んで表示して」と入力すると、Copilot がスキーマを理解した上で適切なコードを生成します。

セル内 Copilot によるコード生成結果

生成されたコードはそのままセルに反映され、内容を確認した上で実行できます。

エラー修正の例

セル実行時にエラーが発生した場合、/fix を指定することで、Copilot がエラーの原因を分析し、修正案を提示します。

セル内 Copilot によるエラー原因分析と修正提案

修正内容は差分として確認できるため、意図しない変更を防ぎながら適用できます。

利用シーンとメリット

利用シーン

  • データ加工や前処理のコードを素早く書きたい場合
  • Spark や Pandas の書き方をその場で確認したい場合
  • エラー原因の切り分けに時間をかけたくない場合
  • Notebook の可読性を高めるためにコメントを追加したい場合

メリット

  • サイドパネルに切り替えることなく作業を継続できる
  • Notebook の文脈を Copilot が自動で理解してくれる
  • コード作成・修正・理解のスピードが大幅に向上する
  • データエンジニア以外のメンバーでも Notebook を扱いやすくなる

注意点

セル内 Copilot(In-Cell Copilot)は非常に強力な機能ですが、利用にあたってはいくつか注意点があります。

  • 利用には Copilot が有効化された Fabric 容量(F2 以上など)が必要
  • 生成されたコードは必ず内容を確認してから利用する
  • プレビュー段階の機能であり、仕様変更の可能性がある

まとめ

セル内 Copilot(In-Cell Copilot)は、Microsoft Fabric の Notebook における作業体験を大きく変える機能です。

「書きながら聞く」「その場で直す」「流れを止めない」—— こうした体験を実現することで、Notebook を使ったデータ活用のハードルを大きく下げてくれます。

Microsoft Fabric を使ったデータ分析・データエンジニアリングを行っている方は、ぜひ一度試してみてください。

おまけ(Copilot Chatによる本記事の要約)

Microsoft Fabric の Notebook に、セル上から直接 Copilot を呼び出せる新機能「セル内 Copilot(In-Cell Copilot)」が追加されました。

セルにフォーカスした状態で Alt + I を押すことで、そのセル専用の Copilot 入力欄が表示され、コード生成・修正・説明・エラー対応などを自然言語で行えます。

従来のサイドパネル型 Copilot と異なり、コードを書いているその場で AI の支援を受けられる点が大きな特徴です。Notebook 全体の文脈や Lakehouse、既存コードを Copilot が理解するため、前提説明を最小限に抑えた指示が可能です。

主な機能として、コード生成、既存コードの説明、エラー修正提案、コメント追加、パフォーマンス改善提案などが提供されます。

データ加工や前処理、Spark/Pandas の記法確認、エラー原因の切り分けなど、Notebook 作業を効率化する場面で特に有効です。

一方で、利用には Copilot が有効化された Fabric 容量が必要であり、生成コードの内容確認やプレビュー機能である点には注意が必要です。

セル内 Copilot は、「書きながら聞く」「その場で直す」作業体験を実現し、Notebook を使ったデータ活用のハードルを大きく下げる機能です。

執筆担当者プロフィール
廣川 太一

廣川 太一(日本ビジネスシステムズ株式会社)

AIトランスフォーメーション事業本部AIテクノロジー推進部所属。 Microsoft Fabric、SnowflakeのデータをAIに連携し誰でもデータ探索ができるよう活動中。 新潟出身の優しい筋肉。

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