PowerPoint の Copilot ではじめる画像生成 ― モデルの選び方と使い分け

Microsoft 365 Copilotに、新しい画像生成モデル「ChatGPT Images 2.0(GPT-Image-2)」が加わりました。

このモデルは、記事執筆時点の2026年7月時点では、 PowerPointから使えるようになっています。

本記事では、画像の作り方の基本と、選べるモデルの使い分けも解説します。

この記事のポイントは、次の3つです。

  • PowerPoint なら、文章で頼むだけで画像を作れます(絵が描けなくても大丈夫です)。
  • 新モデル GPT-Image-2 が登場し、まずは PowerPoint から使えます。
  • モデルは「オート」と4種類から選べます。迷ったら「オート」で問題ありません。

画像生成とは、そもそも何ができるのか

画像生成とは、作りたいものを文章で伝えると、AIが絵や写真のような画像を作ってくれる機能です。たとえば「青空の下にあるオフィスビル」と書けば、それらしい画像ができあがります。

これまで、資料に使う画像を探したり、素材サイトから選んだりしていた方も多いと思います。画像生成を使うと、ほしいイメージを自分の言葉から直接作れるようになります。

※生成AIで作成した画像を資料などで利用する際は、各組織の利用ルールをご確認ください。

「ChatGPT Images 2.0」とは

今回 Microsoft 365 Copilot に加わったのが、OpenAIの新しい画像生成モデル「ChatGPT Images 2.0」です。内部的には「GPT-Image-2」と呼ばれます。

ポイントは、現時点では Copilot のチャットや「作成(Create)」ではなく、PowerPoint から先行して使えることです。なお、機能は順次広がっているため、使えるようになる時期は利用環境によって異なります。

PowerPoint で画像を作ってみよう(基本の流れ)

はじめてでも、次の流れで試せます。

  1. PowerPoint を開き、画面右下の Copilot アイコンを押します。
  2. チャット欄に、作りたい画像を文章で書きます(例:「青空の下のオフィスビルの画像を1枚作って」)。
  3. 必要に応じて、使うモデルを選びます(選び方は次の章で説明します)。
  4. できあがった画像をスライドに挿入します。

コツは、「画像を1枚作って」とはっきり伝えることです。そう伝えないと、画像ではなくスライドのほうが作られることがあります。

なお、画面の表示は、ご利用の環境によって多少異なる場合があります。

選べる画像生成モデル

PowerPoint の Copilot では、画像生成に使うモデルを選べます。標準は、最適なモデルを自動で選ぶ「オート」です。

画像モデル一覧

自分で指定したい場合は、次の4つから選べます。

モデル 提供元 向いている用途
GPT-Image-2 OpenAI 文字や構図の再現が得意。スライドや配布資料に
GPT-Image-1.5 OpenAI 従来モデル。ラフ・下書きに
MAI Image 2.5 Microsoft AI Microsoft 製。標準的な選択肢として
Flux.2 Flex Black Forest Labs デザイン性や細部の描写を重視したいときに

最初は「オート」のままで問題ありません。慣れてきたら、目的に合わせて選んでみてください。 ※ なお、選べるモデルや名称・バージョンは、利用環境や時期によって異なる場合があります。

少し慣れてきた方向けに、目的別のおすすめをまとめました。

  • スライドや資料に入れる画像 → GPT-Image-2
  • デザインにこだわりたい → Flux.2 Flex
  • Microsoft 製のモデルを使いたい → MAI Image 2.5
  • 迷ったとき・まず試したい → オート(または GPT-Image-1.5)

知っておきたいこと

使う前に、次の点を知っておくと安心です。

  • 段階的に展開されているため、表示されない場合は、しばらく待つか、PowerPoint 経由で試してみてください。
  • 画像生成の品質は日々良くなっています。今回の GPT-Image-2 は、文字の正確さや生成速度が向上した新しい世代のモデルです。
  • 作った画像を社外への公開資料に使う場合は、お使いの組織のAI利用ルールや権利面の確認をおすすめします。

まとめ

PowerPoint の Copilot を使えば、特別な画像編集スキルがなくても、自分の言葉から手軽に画像を作成できます。今回紹介した内容を振り返ると、次のとおりです。

  • PowerPoint なら、文章で頼むだけで画像を作れます。はじめての方でも、右下のアイコンから気軽に試せます。
  • 新モデル GPT-Image-2(ChatGPT Images 2.0)が登場し、まずは PowerPoint から使えるようになりました。
  • モデルは「オート」と4種類から選べます。迷ったら「オート」、資料づくりは GPT-Image-2 が目安です。まずは一度、試してみてください。

参考

執筆担当者プロフィール
宮瀬 駿斗

宮瀬 駿斗(日本ビジネスシステムズ株式会社)

Microsoft 365システム関連を担当しています。料理・お菓子を作ることが好きでよく作ります。 その他の趣味は、謎解き・ゲーム・読書・筋トレなどです。

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