データベース管理者の業務を担当している田中と申します。
DP-900(Microsoft Azure Data Fundamentals)に合格したので、これから受ける方向けに合格の体験記を残しておきます。
結論だけ書くと、学習時間は約15時間、教材はMicrosoft LearnとUdemyの教材を利用し、前提知識があれば無理なく準備ができる資格だと感じました。
Azureのデータベース関連のサービスにこれから触れる方や、DP-300の受験を視野に入れている方を主な対象として書いています。
この記事の構成は以下のとおりです。
DP-900の受験理由
前職ではOracleやAWS Redshiftをメインに扱っており、Azureのデータサービスに触れる機会がありませんでした。
今の業務ではAzureに関わっているものの、現場で必要な範囲から個別に学習している状態で、体系的な知識に不足があると感じていました。
そこで、Azureのデータサービス全体の基礎を整理する目的でDP-900を選びました。
資格の概要
DP-900はMicrosoftが提供するAzureのデータベース関連のサービスの入門資格です。
| 出題領域 | データの基礎概念、リレーショナル、非リレーショナル、分析の4領域 |
| 合格ライン | 1000点中700点 |
| 受験料 | ¥12180 JPY(2026年7月時点) |
※受験料や試験内容は変更される可能性があるため、受験時は必ず公式情報を確認してください。
参考:Microsoft 認定: Azure Data Fundamentals
学習時間
自分の場合、合計の学習時間は約15時間でした。
まずはUdemyの講義動画を利用して、5時間ほどかけて全体像を把握しました。
その後、Udemyの模擬問題集に約5時間取り組み、理解が曖昧な用語やサービスを確認しました。
仕上げとして、Microsoft Learnのラーニングパスを約2.5時間学習し、最後にMicrosoft Learnの公式プラクティス評価を約2.5時間実施しました。
使用教材
Udemy
Udemyでは、DP-900対策講座と模擬問題集を利用しました。
講義動画はAzureのデータサービス全体を把握するためのインプット教材として活用しました。
また、模擬問題集は理解が曖昧な用語やサービスを洗い出し、復習ポイントを整理する目的で利用しました。
Microsoft Learn
Microsoft Learnで提供されている、無料で使える公式教材も利用しました。
ラーニングパスでは、DP-900で扱うデータの基礎概念やAzureのデータサービスについて体系的に学習できます。
公式プラクティス評価では、学習内容の理解度を確認できます。また、知識が不足している領域を把握する際にも役立ちました。
下記ページの「練習評価を受ける」からアクセスできます。
個人的には、公式ラーニングパスとプラクティス評価は一通り実施しておくことをおすすめします。
学習時の理解に時間がかかった点
個人的に、学習時の理解に時間がかかった点は以下の2つでした。
1つ目は、OLTPとOLAP、ETLとELTといった似た用語の違いです。
役割や名称が似ているため混同しやすく、一度自分の言葉で違いを書き出して整理することで理解が深まりました。
2つ目は、Cosmos DBの各種APIの役割です。
Core(SQL)、MongoDB、Cassandra、Gremlin、Tableなどがあり、それぞれのAPIがどのような用途で利用されるのか整理するのに時間がかかりました。
上記は、サービス名だけではなく、利用シーンとあわせて整理することで理解しやすくなりました。
感想・まとめ
DP-900は、Azureのデータサービスを体系的に学ぶ良いきっかけになりました。
受験前は、業務でAzureを利用していてもサービス同士の関係性が断片的な知識のままでしたが、学習を通じて全体像を整理することができました。
また、日々の業務で耳にする用語やサービスの理解度が向上した実感もあります。
Azureのデータベース関連サービスをこれから学びたい方や、DP-300に向けて基礎を固めたい方にとって、最初の一歩として取り組みやすい資格だと感じました。
同じようにAzureのデータベース関連のサービスを体系的に学びたい方の参考になれば嬉しいです。
田中 颯真(日本ビジネスシステムズ株式会社)
トヨタ事業部でDBAとしてAzure DB・Snowflakeを中心に担当しています。足りない技術を補うべくIT資格を10個以上取得し、日々勉強中です。趣味はゲーム、ラーメン巡りなど。
担当記事一覧