【Microsoft×生成AI連載】PowerPointのExplainerを使ってみた

本記事では、PowerPointに新しく追加された「Explainer」を紹介します。

Explainerを利用することで、スライド内の専門用語や図表をCopilotが分かりやすく説明します。

これにより、外部サイトを参照することなく、PowerPointの画面内だけでスライドの内容を確認できます。

※ この記事の情報は2026/4/15時点のものです。

これまでの連載

これまでの連載記事一覧はこちらの記事にまとめておりますので、過去の連載を確認されたい方はこちらの記載をご参照ください。

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機能概要

PowerPointに、Microsoft 365 Copilotを活用した新機能「Explainer」が追加されました。

Explainerを利用することで、複雑なスライド内容や専門的な用語・図表を、その場で分かりやすく解説してくれます。

これまではプレゼンテーションを閲覧している際に、専門用語や略語が多くて内容を理解しにくい、図表や数式の意味が直感的に把握しづらいといった場面がありました。

ですが、Explainerでは一般的な要約ではなく、選択したスライド、オブジェクトの文脈に沿った説明をCopilotが自動生成してくれます。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 辞書的、一般的な説明ではなく、スライドで伝えたい内容を踏まえてCopilotが説明を生成してくれます。
  • スライドやテキスト、表などを右クリックし、「説明する」を選択するだけで簡単に実行できます。
  • Explainerで生成された説明はCopilotのサイドペインに表示されるため、スライド自体を書き換えることなくスライドの内容を理解できます。

Explainerを利用することで、外部サイトや別資料を参照することなく、PowerPoint上でスライド内容を確認でき、プレゼン中も画面を切り替えずに内容に集中できます。

実際に使ってみた

PowerPointでファイルを開きます。以下の成長投資の意思決定について紹介する資料を対象に、「Explainer」を使って略語や専門用語の確認、図表の確認、スライドの確認を行っていきます。

略語や専門用語の確認

以下の手順でExplainerを用いて略語や専門用語の意味を確認する手順を紹介します。

  1. 自身が確認したいテキストを選択します。今回は「LTVとCAC」というテキストを選択します。

  2. 選択したテキストに対して右クリックを行い、「説明する」を選択します。

  3. 画面右にCopilotのサイドペインが表示され、選択したテキストについてCopilotが説明を生成し始めます。

    プロンプトは以下の内容が自動で入力されます。

    選択したテキストが何を意味するのか、なぜ含まれているのか、プレゼンテーションの残りの部分にどのように収まるのかについて、選択したテキストについて 150 語未満で説明し、単純な言葉、箇条書き、太字のキーワードを使用し、繰り返し、一般的なコンテキストや言い換えを避けてください。

  4. 選択したテキストの説明が生成されました。

    生成内容は以下のようになります。

    このように、選択したテキストについて意味だけでなく、なぜ入れるのか、全体での役割の説明も行ってくれます。

図表の確認

以下の手順でExplainerを用いて図表の意味を確認する手順を紹介します。

  1. 自身が確認したい図表を選択します。

  2. 選択した図表に対して右クリックを行い、「説明する」を選択します。

  3. 画面右にCopilotのサイドペインが表示され、選択した図表についてCopilotが説明を生成し始めます。

    プロンプトは以下の内容が自動で入力されます。

    選択した画像が何を意味するのか、なぜ含まれているのか、プレゼンテーションの残りの部分にどのように収まるのかについて、選択した画像について 150 語未満で説明し、単純な言葉、箇条書き、太字のキーワードを使用し、繰り返し、一般的なコンテキストや言い換えを避けてください。

  4. 選択した図表の説明が生成されました。

    生成内容は以下のようになります。

    このように、選択した図表について意味だけでなく、なぜ入れるのか、全体での役割の説明も行ってくれます。

スライドの確認

以下の手順でExplainerを用いてスライドの意味を確認する手順を紹介します。

  1. 自身が確認したいスライドを選択します。

  2. 選択したスライドに対して右クリックを行い、「説明する」を選択します。

  3. 画面右にCopilotのサイドペインが表示され、選択したスライドについてCopilotが説明を生成し始めます。

    プロンプトは以下の内容が自動で入力されます。

    このスライドが何を意味するのか、なぜ含まれているのか、プレゼンテーションの残りの部分にどのように収まるのかについて、選択したテキストについて 150 語未満で説明し、単純な言葉、箇条書き、太字のキーワードを使用し、繰り返し、一般的なコンテキストや言い換えを避けてください。

  4. 選択したスライドの説明が生成されました。

    生成内容は以下のようになります。

    このように、選択したスライドについて意味だけでなく、なぜ入れるのか、全体での役割の説明も行ってくれます。

利用シーンとメリット、注意点

利用シーン

  • 略語や専門用語が多い資料を理解したいとき
  • スライドの内容を理解したいとき
  • 資料のフォーマットを崩さず、一画面で内容を確認したいとき

メリット

  • 理解にかかる時間を大幅に短縮できます
  • 資料作成者の意図を把握しやすくなります
  • 専門外のプレゼンテーションを聞く心理的ハードルが下がります

注意点

  • PowerPointに直接挿入したグラフはExplainerでは説明できないため、説明させたい場合はグラフを画像としてスライドに挿入する必要があります。
  • 解説内容の正確性は最終確認が必要で
  • プレゼンテーション資料そのものが改善されるわけではありません

まとめ

本記事では、PowerPointに新しく追加されたExplainerの概要と、具体的な活用例をご紹介しました。

Explainerは、「資料を作る人」だけでなく、「資料を読む・理解する人」を支援する機能です。

Explainerを利用することで、スライドに記載されている専門用語や図表を素早く理解することができます。

PowerPoint上で専門用語や図表の理解を完結できる点が大きな魅力です。

おまけ(Copilot Chatによる本記事の要約)

本記事ここまでの執筆内容をCopilot Chatに転記し、記事内容の要約をしてもらいました。

本記事では、PowerPointに新しく追加された Microsoft 365 Copilot の機能「Explainer」について紹介しています。

Explainerは、選択したスライド・テキスト・図表に対して、専門用語の意味だけでなく「なぜこの内容が含まれているのか」「資料全体の中での役割」までを文脈に沿って解説する機能です。右クリックで「説明する」を選ぶだけで実行でき、生成された解説はCopilotのサイドペインに表示されます。

これにより、外部サイトで用語を調べたり、資料を切り替えたりする必要がなく、PowerPoint上だけで理解が完結します。特に、略語や専門用語が多い資料、複雑な図表を含むスライドの理解を効率化できます。

メリットとして、理解時間の短縮、資料作成者の意図の把握、専門外の内容に対する心理的ハードルの低減が挙げられます。一方で、**直接挿入されたグラフは説明できない点(画像化が必要)**や、解説内容の正確性確認が必要といった注意点もあります。

Explainerは、資料作成者だけでなく、「資料を読む・理解する人」を強力に支援する機能であり、PowerPoint上で専門的な内容を素早く把握できる点が大きな特徴です。

執筆担当者プロフィール
牛迫 洸陽

牛迫 洸陽(日本ビジネスシステムズ株式会社)

クラウドテクノロジーサービス事業本部 AIソリューション1グループ所属。Copilot Studioの勉強をしています。趣味はバレーボールです。

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