Teams Phoneで通話を直接転送する際に、「応答がない場合はかけ直します」「受信者の呼び出しトピックを含める」という項目が転送のオプションとして利用できるようになっています。

それぞれ、どんなことができる項目かを実際に検証してみました。
オプションを利用しない場合の動作
まずは、「応答がない場合はかけ直します」「受信者の呼び出しトピックを含める」のオプションを選択しなかった場合の動作からご紹介します。
転送の画面にて、転送先のユーザーを選択して「応答がない場合はかけ直します」「受信者の呼び出しトピックを含める」のオプションを選択せずに、そのまま転送を実行します。

この際、転送先が応答拒否したり所定の時間呼び出しても応答できなかった場合、転送元のユーザーの画面には「退出中…」と表示され通話は切断されます。転送先が応答不可だったとしても、再度通話を再開することができません。


「応答がない場合はかけ直します」でできること
次に、転送の画面にて、この「応答がない場合はかけ直します」にチェックを入れて転送を実行してみます。

すると、転送先が応答拒否したり所定の時間呼び出しても応答できなかった場合でも、通話は切断されず、「転送が失敗しました」と表示され保留中のまま通話が継続します。


画面上の「再開」から通話を再開できます。

転送相手が離れた場所におり、電話に出られるか分からない状況で直接転送する場合は、非常に有用な機能です。この機能が既定で有効になっているとうれしい人の方が多いのではないでしょうか。
なお、Teamsアプリではなく、Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどのブラウザーで転送を行う際は、「応答がない場合はかけ直します」の選択肢が表示されませんでした。
ただ、この場合は、転送先が応答できなくても「応答がない場合はかけ直します」を有効にした場合の動作となりました(転送が失敗しても元の通話を再開できる)。

これに関するMicrosoft の公開情報がありませんでしたので、正確な動作はわかりませんが、2026年2月時点での実動作ベースの検証結果となります。
「受信者の呼び出しトピックを含める」でできること
転送の画面にて「受信者の呼び出しトピックを含める」にチェックを入れると、「通話のトピック」欄が表示され、48文字以内のテキストが入力できます。
任意のテキストを指定し転送を実行してみます。

すると、転送先では、上記で指定した文字列が、転送を知らせる通知内に表示されます。

Teams Phoneの転送には、「相談して転送」という、転送相手に通話またはチャットにて転送してもよいかの相談をしてから転送ができる取り次ぎ転送の機能があります。
こちらの「受信者の呼び出しトピックを含める」機能を利用することにより、簡易的な取り次ぎ転送のような使い方をすることが可能です。
終わりに
本記事で紹介した「応答がない場合はかけ直します」と「受信者の呼び出しトピックを含める」は、転送時の柔軟性を高める便利な機能です。
通話を切らずに再開できることで業務の中断を防ぎ、転送先へのメッセージ共有により取り次ぎもスムーズに行えます。
日常の運用に取り入れることで、Teams Phoneの転送操作がより快適になります。
Hiroko, Kimura(日本ビジネスシステムズ株式会社)
Microsoft 365製品の提案~運用が担当領域、特にTeams/Teams Phone多めです。趣味は音楽とテレビと映画。趣味にしたいのは筋トレ(エンジニアには筋肉が必要)。
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