SharePoint サイトにアクセスした際、「404 NOT FOUND」エラーが表示されてホーム画面が開けないというトラブルに遭遇したことはありませんか?
このような状況が発生している場合、サイトの表示設定やページ構成に何らかの問題が生じている可能性があります。
本記事では、よくある原因のひとつである「既定のホームページの削除」に焦点を当て、「ごみ箱からの復元」や「新規ページの作成と再設定」による復元方法を解説します。
- SharePoint サイトで発生する 404 エラーの原因
- 復旧方法1:ごみ箱から削除されたページを復元する
- 復旧方法2:新規ページを作成してホームページに再設定する
- 注意点:復元できない場合の対応と補足情報
- 参考情報
- おわりに
SharePoint サイトで発生する 404 エラーの原因
SharePoint サイトでは、特定のページが「既定のホームページ」として設定されています。
このページが削除されると、サイトURLにアクセスしても404エラーが表示され、サイトへアクセスできなくなります。

このような場合は、削除されたホームページを復元するか、新しくページを作成してホームページに再設定することで、サイトの表示を回復できる可能性があります。
次のセクションでは、それぞれの復旧方法について具体的な手順を解説します。
復旧方法1:ごみ箱から削除されたページを復元する
この手順では、SharePoint サイトのごみ箱にアクセスし、削除されたホームページが復元可能かどうかを確認します。復元できれば、サイトの表示が元に戻る可能性があります。
- サイトの管理者権限アカウントにて以下のURLにアクセスします。
https://<サイトURL>/_layouts/15/AdminRecycleBin.aspx - サイトのごみ箱のアイテム一覧に、サイトのホームページに指定していたページがある場合は、該当アイテムにチェックを入れます。

- 画面上部の[復元]をクリックします。

- ごみ箱に該当ページが見つからない場合は、画面下部の[第2段階のごみ箱]をクリックして確認します。
※第2段階のごみ箱にアイテムが存在している場合も、同様に復元を実施してください。
復旧方法2:新規ページを作成してホームページに再設定する
上記の「復旧方法 1」では、削除されたホームページをごみ箱から復元する方法を紹介しました。
しかし、ごみ箱に該当ページが存在しない場合や、保持期間を過ぎて完全に削除されている場合は、この方法では復旧できません。
そのような場合は、復旧方法 1 とは別のアプローチとして、新しいサイトページを作成し、それを既定のホームページとして再設定することで、サイトの表示を回復できる可能性があります。
以下では、新規ページを作成してホームページに設定する具体的な手順を説明します。
- サイトの管理者権限アカウントにて以下のURLにアクセスします。
https://<サイトURL>/SitePages - ページライブラリが表示されたら、画面上部の[+新規]から[サイトページ]を選択します。

- ページ編集画面で任意のページ名を入力し、右上の[発行]をクリックします。

- 発行後、作成したページの[⋯]をクリックし[このページをホームページに指定]を選択します。

注意点:復元できない場合の対応と補足情報
SharePoint のごみ箱には保持期間が設定されており、通常は93日間となっています。
この保持期間を過ぎると、削除されたページは完全に消去されるため、ごみ箱から復元することはできません。
その場合は、「復旧方法 2:新規ページを作成してホームページに再設定する」の手順に従い、新しいページを作成してホームページとして設定することで対応してください。
参考情報
- エラー 404 ファイル/ページが OneDrive または SharePoint で見つかりません - SharePoint | Microsoft Learn
- SharePoint サイトのホーム ページに別のページを使用する - Microsoft サポート
おわりに
今回ご紹介した手順は、SharePoint サイトの表示トラブルに直面した際の基本的な対応策です。同様の問題が発生した際の参考になれば幸いです。
また、こうした誤削除を防ぐためには、運用ルールの整備や権限管理の見直しも重要です。再発防止の観点から、チーム内での情報共有や管理体制の強化もぜひ検討してみてください。