【Microsoft Fabric】Python NotebookでSQL databaseに接続してみる

Microsoft Fabricは、Microsoft のSaaS 型データ分析基盤サービスです。SaaS 型のため、容易にデータ分析の一連の流れを試すことができる特徴があります。

本記事では、Python NotebookからSQL databaseに接続し、T-SQLコマンドを実行する方法を解説します。

SQL databaseの作成

”新しい項目”から”SQL database (preview)”を選択します。

SQL databaseの名前(ここではSQLDataBase01)を入力し、”作成”を押下します。

ワークスペースでSQL databaseが作成されたことが確認できます。

データの準備

作成したSQL databaseを押下すると、下記の画面に遷移します。

”サンプルデータ”を押下します。

しばらく待つと、”エクスプローラー”からサンプルデータが取り込まれたことが確認できます。

テーブルの内容の一部を確認します。

”Address”の右側の”…” 、 ”上位1000行を選択”と続けて押下します。

自動でクエリが作成され、テーブルの内容が確認できました。

Python NotebookからSQL databaseへ接続する

”新しい項目”から”ノートブック”を選択します。

言語を”Python”に設定します。

セルタイプをT-SQLに設定します。

セル内に下記のコードを追加し、実行(図中の三角マーク)を押下します。

%%tsql -artifact SQLDataBase01 -type SQLDatabase
SELECT * From SalesLT.Address

※"SQLDataBase01"は作成したSQL databaseの名前です。

問題なく接続することができました。

続いて下記の様にコードを書き換え、実行(図中の三角マーク)を押下します。

%%tsql -artifact SQLDataBase01 -type SQLDatabase -bind df1
SELECT top(10) * From SalesLT.Address

※"SQLDataBase01"は作成したSQL databaseの名前です。

※"df1"は任意です(データフレームの名前)。

変更されたコードでは、新たにbindのパラメータを追加しています。

このパラメータは、指定したデータフレーム(図では”df1”)にデータを格納することができます。

最後に、新たにセルタイプがPythonのセルを追加し、Pythonコマンドを実行して、データがデータフレームに格納されていることを確認します。

表右下にカーソルを合わせ、”コード+”を押下します。

セルタイプが”Python"であることを確認します。

セル内に下記のコードを追加し、実行(図中の三角マーク)を押下します。

df1.head()

※"df1"は bindで指定したデータフレーム名です。

データフレーム”df1”にデータが格納されていることが確認できました。

まとめ

本記事ではSQL databaseを作成し、Python Notebookからクエリを実行してみました。

NotebookからSQL databaseへ接続することができるため、SQL databaseに存在するデータで、Notebookの機能を最大限に利用することが可能となります。

執筆担当者プロフィール
宮﨑 良貴

宮﨑 良貴(日本ビジネスシステムズ株式会社)

クラウドソリューション事業部所属。ビジネスインテリジェンスツール系の技術を扱うことが多いです。エンジョイゴルファー。

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