カスタムドメインをAzure Communication Servicesに連携する方法(2)

前回、カスタムドメインをAzure Communication Servicesに連携する方法(1)にて、カスタムドメインを追加するプロセスについてご紹介しました。

今回はAzure Communication Servicesとカスタムドメインを利用したメール送信方法をご紹介します。

事前準備

ドメインの取得からカスタムドメインを追加するプロセスについては過去の記事をご参照ください。

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ドメインの接続

取得したドメインをDNSレコードに追加した後、取得したドメインを接続します。

ドメインの追加

1. Communication Services リソースに移動し、[Connect domains]をクリックします。

2. 対象のサブスクリプションやリソースグループ等をプルダウンで選択します。

追加されたドメインの確認

1. Domain succsessfully connectedが表示されたらComminication Servicesリソース内に追加されたドメインが表示されます。

2.リソースグループの一覧に 追加したドメインの名前を持つEmail Communication Service Domainが表示されます。

3. 追加したドメインの名前を持つEmail Communication Service Domainリソースの概要からMailFrom addressをクリックすると、メールアドレスを確認することができます。

メール送信

ドメインの接続が完了したら、メール送信を行うことができます。

メール送信の準備

1. Comminication Servicesリソースの概要からメールを試すをクリックします。[Send emai from]からメールアドレスを選択し、[Recipient email address]に宛先のメールアドレスを入力します。入力が完了したら[Send]をクリックします。

メールの受信確認

メールボックスにメールが送られていることを確認します。

おわりに

「カスタムドメインをAzure Communication Servicesに連携する方法(1)」に続き、カスタムドメインを接続後のメール送信を行うプロセスについてご紹介しました。

スムーズに実装できますので、活用してみてください!

執筆担当者プロフィール
石黒 允規

石黒 允規(日本ビジネスシステムズ株式会社)

ネットワークインテグレーション部に所属しており、主にAzureに関する業務を行っています。 JBS野球部にも所属しており、週末を楽しく過ごしております

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