AWS Summit Japan 2025に行ってきました。~AWSの生成AIサービスの紹介を添えて~

先日、6月25日(水)、26日(木)にAWS Summit Japan 2025が千葉県の幕張メッセで行われました。

本ブ記事では、AWS Summit Japan 2025の様子やAWSの生成AIサービスについてお届けできればと思います。

はじめに

25日、26日に行われたAWS Summit Japan 2025ですが、自分は1日目の午後、2日目の午前中に行ってきました。

1日目、2日目ともに大勢の方が来訪されていました。昨年も2日目の最後の方だけ参加したのですが、その時よりも人が多かった印象です。

 

今年のAWS Summit Japan 2025

現地参加してみて感じたことは、生成AIを使用したサービスが非常に増えたということです。

昨年はまだ生成AIサービス関連のサービスというのは少なく、マイノリティーなサービスというような印象でした。ところが今年のAWS Summit Japan 2025を覗いてみると約40%~50%程が生成AIを用いたサービスの紹介で、この1年でマジョリティーなサービスになっていました。

各業界での生成AIサービスの注目度の高さや生成AIサービスの進化が伺えたAWS Summit Japanでした。

企業が出している各ブースも覗いてみると歩けば生成AIサービスを使用したサービスの紹介というのも過言ではないくらい多かったです。

特に印象に残ったものが、生成AIとロボットアームを使用しピアノを弾く、ピアノロボットです。

なぜロボットアームでピアノを弾くようなものを作ったのかとお聞きすると、「見た目が可愛いからです。」と仰っていました。確かにアームだけのほうが可愛いなと実物を見て思いました。

他にも人間が実際にゴルフボールをクラブで打ち、そのスイングみてどこを改善したほうが良いかなどを生成AIの分析に基づいてアドバイスするようなサービスであったり、AIを用いた英会話のサービスであったりと、本当に十人十色のサービスがあり、見ていてとても楽しかったです。

AWSの生成AIサービス

ここまで、現地の様子をお届けしてきました。ここからは少し技術のお話しに切り替えようと思います。

先ほどの現地の様子でお伝えした「生成AIサービスを用いたサービスが多くなっている」という点にフォーカスし、特に使用している企業が多かったAWSの生成AIサービスについて紹介していきます。

  1. Amazon Bedrock
  2. AWS SageMarker

Amazon Bedrock

まず初めに紹介するサービスがAmazon Bedrockです。

Amazon Bedrockとは、一言で言えば、生成AIに関する知識がない方でも簡単に生成AIを実行・管理することができる基盤サービスで、AWSが提供するフルマネージドの生成AIサービスとなっています。

Amazon自社で開発を行っているTitanだけでなく、ClaudeやCommandなど他社が提供している基盤サービスを単一のAPIから利用できるという特徴があります。

なお、Amazon Bedrockは使用した分だけ費用がかかる、従量課金制での提供となっています。

メリットは下記の3点です。

構築幅が広い

Amazon Bedrockはテキスト生成や、画像生成など様々な機能を有したモデルを使用することが可能です。

少ない労力で幅広いシステムに導入することが可能なので、今後もますます使用範囲が拡大していくサービスです。

基盤モデルのカスタマイズが可能

Amazon Bedrockで提供される基盤モデルに対して、自社データを活用したチューニングができる点が挙げられます。

独自のデータソースで情報を補完し、調整などを加えることで様々な業界の特有知識が得られたりとAIモデルの精度向上が期待でます。

サーバーレスで利用できる

Amazon Bedrockはサーバーレスのシステムです。そのためのシステムの保守や運用が不要です。

また、フルマネージドのサービスのためセキュリティも非常に堅牢となり、安心してサービスを使用することが可能です。

AWS SageMarker

次に紹介するサービスはAWS SageMarkerです。

AWS SageMarkerとはAWSが提供するフルマネージド型の機械学習サービスで、Amazon Bedrockと同様に機械学習の知識がなくても簡単に機械学習を行うことが可能なサービスです。

モデルの構築、トレーニング、デプロイまで一貫して行うことができるという特徴があります。

メリットは下記の3点です。

一貫性

AWS SageMarkerはモデルの構築、トレーニング、デプロイまでをワンストップで実施できることがメリットの一つです。

機械学習のシステムをビジネスで使用するには、学習や推論など非常に手間がかかります。そんな時、ワンストップでデプロイができるAWS SageMarkerは非常に便利なサービスです。

最適化された機械学習アルゴリズム

Amazon SageMarkerは、事前に最適化されたアルゴリズムがインストールされているという点が挙げられます。

アルゴリズムの選定、最適化、アップデートなどが不要のため、開発効率や、速度を大幅に向上できます。

自動的なスケーリング

Amazon SageMarkerのインフラは自動的に拡張されます。そのため、小規模なシステムだけでなく、大規模なシステムであっても構築が可能です。

ユースケースに応じて柔軟なシステムでを作成することが可能です。

おわりに

今回はAWS Summit Japan 2025の様子と、参加した際に非常に多くの企業がサービスを紹介をしていたAWSの生成AIサービスのサービス紹介を行いました。

生成AIサービスの使用はどんどん増えており、今後もさらに増えていくことが予想されます。

AWSの生成AIのサービスは比較的簡単に使用する事ができるので、これから生成AIサービスについて学びたい方には非常におすすめです。

自分自身もまだまだ生成AIサービスについて知らないことも多いので、これから調べたり、実際に使用したりしていきたいと思います。

執筆担当者プロフィール
年永 純

年永 純(日本ビジネスシステムズ株式会社)

HC1部5G所属。AWSやAzureなどのクラウドサービスを主に取り扱っており、現在は仮想化基盤やオンプレミス製品なども触ったりしています。 ディズニー大好きです。

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