2024年6月頃から、Teams会議レコーディングの保存場所が変更されたことをご存知ですか？
本記事では、新しい保存場所や、保存場所の確認方法をご紹介します。
新たな保存場所
機能変更が適用される前と後の、Teams会議レコーディングの保存場所は以下の通りです。
- 以前のTeams会議レコーディングの保存場所
- レコーディング開始者のOneDrive
- 新しいTeams会議レコーディングの保存場所
- 会議開催者のOneDrive
なお、機能変更の反映のタイミングはテナント単位ではなくユーザー単位で行われます。
そのため、同じテナント内のユーザーとTeams会議を行った場合でも、会議レコーディングの保存場所が「レコーディング開始者のOneDrive」の場合と「会議開催者のOneDrive」の場合があります。
保存場所の確認方法
Teams会議を行ったユーザーによって会議レコーディングの保存場所が異なると、下記のような状況で困る可能性があります。
- 会議レコーディングをダウンロードして別の場所で公開したい
- 会議に参加していないユーザーに会議レコーディングを共有したい
そのため、会議レコーディングの保存場所を確認する方法として、下記に記載の操作をお試しください。
1. Teamsにて該当の会議チャットを開き、[まとめ]タブにて[Streamで開く]をクリックします。
2. 画面上部の[会議名]をクリックし、[場所]を確認します。
※点線赤枠の箇所に、会議レコーディングが保存されているOneDriveの所有者の表示名が表示されます。
Microsoftの変更情報
最後に、参考までにMicrosoftが公開しているMicrosoft 365 ロードマップをご紹介します。
詳細にご興味がある方は確認してみてください。
Microsoft Teams: Meeting recordings are now saved in organizer's Microsoft OneDrive（ロードマップID：116251）
まとめ
今回は、Teams会議レコーディングの保存場所に関する機能変更を紹介しました。
「レコーディング失敗したかもしれない…」と落ち込んでしまう前に、皆さんにこの情報が届けば嬉しいです。
