【Let's Be Windows Deployment Master】#3 展開のゴールとDeployment Share の作成

まいど!奈良県出身、アメリカかぶれのKenny です!

前回はMDT の機能をインストールまで完了しましたね。

特に管理コンソール上での操作がなかったため「早よMDT 触らしてや~」って感じだったのでしょうか!?

お待たせしました(笑)

これから本格的にMDTの管理コンソールを触っていくで!

展開のゴールは?

と、その前に、、「今回、何を展開のゴールとするか」だけ決めておきましょか。

今回のゴールは、以下4つをMDT で展開することにしたいと思います。

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  1. Windows 10 OS をインストール

  2. kensyo.site ドメインに参加

  3. アプリのインストール

    M365Apps*1 / Google Chrome

  4. デスクトップにファイルコピー

    M365Apps (Excel / Word / PowerPoint)

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 ↓ 展開後、こんな感じになっていれば成功!

↓普通にWindows 10 のみをインストールしたら、こんな感じ*2

なんで先に展開のゴールを決めることが大切なん?

MDT で展開するにあたり、必要な資材を事前にMDT サーバーにインポートする必要があります。

はい、そうなんです。

ゴールが決まっていないと、「え?何をMDT サーバーにインポートすんの?」ってなりますもんね。。

ゴールが決まってると、、



「今回は、以下4つの資材をインポートが必要や~」って分かりますよね!!

  • Windows 10 のイメージ
  • M365 Apps の資材
  • Google Chrome インストーラー
  • デスクトップにコピーするファイル

次回、4つの資材をインポートしていきます。

そのために今回は、Deployment Share の作成までしておきます!

Deployment Share 作成していくで!

Deployment Share は、MDT で展開するための核となる部分になります。

ここに展開に必要な資材をインポートしていくイメージです。

Deployment Workbench をスタートメニューにピン留め

まずMDT の管理コンソールを開くために、Workbench を起動する必要があります。

これから頻繁に利用するため、スタートメニューにピン留めしておくことをお勧めします。

方法はめっちゃ簡単です!

 [スタートメニュー] > [Microsoft Deployment Tools] > [Deployment Workbench] を右クリックして[スタートピン留めする] をクリックするだけです!

これで管理コンソールもすぐ開けます!

Deployment Share の作成

ここでのポイントはDeployment Share をどこに作成するか決めておくことですね!

今回、MDT サーバーにC ドライブと D ドライブを用意したので、DドライブにDeployment Shareを作成していきます!*3

  ↓じゃあ、 以下手順を参考に作成しちゃってください!

エクスプローラーを開いて、Dドライブ(指定したフォルダ)を開いてみてください!

「おぉ~、なるほど!」ってなるはず!笑

次回予告

着々と進められてますか~?大丈夫なはず!w

次回は、OS / アプリのインストーラーをインポートしていきますよ!

インポート祭りの回になるのでお楽しみに!

ほな!また次回!おおきに~

*1:Microsoft 365 Apps

*2:ドメイン参加、アプリのインストール、デスクトップへのファイルコピーがされてない状態

*3:C ドライブ:サーバーのシステム領域として利用 / D ドライブ:MDT 展開データの格納先として利用

執筆担当者プロフィール
岩谷 賢一

岩谷 賢一(日本ビジネスシステムズ株式会社)

Windows 10 設計、展開を担当。JBS 2020年新卒入社で歴は浅いですが、インプットしたナレッジをこの場で情報提供できればと思います。趣味はサウナ、旅行、ドライブ。

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