Microsoft Viva Insightsを使い始めて1年くらいの技術者です。
ここでは、私がMicrosoft Viva Insightsのクエリを作成方法する上で疑問に思ったことや参考になった事を備忘録という形で書いています。
今回のテーマは「Attendeeの除外ルールを設定する」です。
Attendee除外ルールでは、会議出席依頼に関する分析データから除外する出席者を設定できます。これは、招待者が会議出席依頼に対して行った応答に基づいて行います。
セットアップの時に除外ルールを設定していますが、分析の目的別にルールを変更したい場合などあれば別途設定します。
除外ルールを見直す際やセットアップ時にも役立つと思います。
作成画面を開く
1. Workplace Analyticsサイト<https://workplaceanalytics.office.com/en-us/Home>サイトからQuery designer画面を開く(左メニューから「Analyst settings」を選択)
2. 上部にあるタブから『Attendee exclusion』を選択します。
3. 右下にある『Add exclusion』をクリックします。
4. 除外ルールのタイプとネーミングを決めます。入力が終わったら『Next』をクリックします。
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Exclusion type : Attendeeの除外ルール設定なので「Attendee exclusion」を選択します。
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Name your exclusion : 除外ルールのネーミングを任意で決めます。
除外ルールを設定する
5. ここでは招待者に関する除外設定と、統計情報データへの適用の有無を設定します。
招待者に関しては「出席依頼に未応答の招待者」「仮承諾のまま会議に臨んだ招待者」について除外するかどうか判断します。統計情報データへの適用に関しては、下記に記載したデータに、今設定している除外ルールを適用するか判断します。
設定が終わったら、『Publish』をクリックします。
<用語の解説>
Exclude invitees who have項目
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Did not respond to meeting invitation会議への出席依頼に応答しなかった招待者を除外します。
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Accepted meeting invitations as Tentative仮の予定として承認を選択した会議出席依頼は除外します。
Potential impact of exclusion項目
この項目にチェックを入れると、Advanced insightsのExplore(https://workplaceanalytics.office.com/en-us/Homeから見ることができる様々な情報)の下記Statsにこの除外ルールが適用される事になります。
- Week in the life : 組織内の日々のコラボレーション状況サマリー
- Meetings overview : 組織内の会議水準データ
- Management and coaching : リーダーかマネージャーとメンバー間のコラボレーションサマリー
- Internal networks : 組織内のネットワーク状況
- External collaboration : 社外とのコラボレーション状況
- Teams collaboration : Teams使用によるコミュニケーションの傾向
例)Meetings overview (Home > Improve agility > Organize better meetings > See your insights > Explore the stats in Try shorter and smaller meetings)
6. 「Analyst settings」画面に戻るので、反映されていれば成功です。